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【漫画】おちこぼれフルーツタルト5 感想

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※ネタバレをしないように書いています。

へんたい、あらわる!

情報

作者:浜弓場双

出版:芳文社

試し読み:おちこぼれフルーツタルト 5巻

ざっくりあらすじ

開会式も開催され、いよいよアイドル甲子園も幕開けとなる。くじ引きの結果、一回戦の相手は、東京代表「クリームあんみつ」アメリカ代表「モノクロティラミス」の二グループに決まった。

感想などなど

おちこぼれ達が本戦進出が決まったことは、我が子のように嬉しい。

その結果、変なテコ入れをしているが、それが彼女達にとっての通常運転なので問題なし。ただ心配点だけを残しまくって、むしろ増やしつつ迎えた本戦は、開会式から勝負が始まっていた。

リーダーによるアピールタイム。ちなみにリーダーは「服が赤い」という戦隊物みたいな理由で貫井はゆに決定していた。まぁ、いのは尿意を催すし、仁菜は匂いで劣情を催すし、へもはいので劣情を催すし、ロコは巨乳で劣情を催すし、はゆで良かったような気もする。それにしても酷いアイドルグループである。性癖の面白さで選ばれたみたい。

まぁ、そんなはゆも新衣装のサイズが合っていないせいか危うく――というか見る限りがっつり――ポロリして目立っていた。本人達はエッチなアイドルとして名を上げつつある現状を嘆いていたが、こうもエッチなイベント(もろパン見せなど)が立て続けに起こされると、もう狙っているとしか考えられなくなってしまう。

……もしやこれも全て敏腕マネージャーほほの策略……? いや、ただ無能なだけである。というかアイドルグループのリーダーを決めていなかったというのはいかがな物なのだろうか?

 

さて、開会式は色々な意味で目立った。そして一回戦の相手がクジ引きによって選ばれる。その気になるお相手は……

東京代表「クリームあんみつ」

アメリカ代表「モノクロティラミス」

クリームあんみつの説明はいらないだろう。ドSとドMとシスコンで構成された変態達ことアイドルグループである。

「モノクロティラミス? 新キャラかな?」とお思いの方、残念だがアメリカ代表を自称する彼女達は生粋の日本人であり、しかもこれまで幾度となく登場している人物達で構成されている。

一人目は小金乙……そう、キャットプロの社長である。社長がアイドルとは斬新と言いたい所だが、彼女はキャットプロの社長を辞め、自分が所属するアイドルグループの会社を立ち上げたという想像の斜め上を行く斬新さであった。

二人目は元町利根……そう、かつてはいののストーカー、そこからフルーツタルトのアシスタントとして活躍し、さらにキャットプロに危うく引き抜かれかけ、実際に引き抜かれたような形で小金乙と共にアイドルグループ「モノクロティラミス」として活動することになったという異色の経歴である。バラエティのエピソードトークでは困らないであろう。

そんな二人のアイドルユニットの実力は未知数。

フルーツタルトはそんな中で勝ち上がることはできるのだろうか?

 

戦いの名称は『3組合同0円ライブ』。その名の通り開催地やステージ、照明器具等の全てを0円で用意してライブを開催するというもの。勝負の勝敗は、それぞれの合同ライブのチケット売上と当日の人気投票によって決まる。

はっきりいってフルーツタルトとモノクロティラミスには厳しすぎる。が、負けるわけにはいけない。唯一楽曲が完成している、いのと仁菜のユニット「カップる」が舞台に立った。

ついでにいのの尿意も添えて。

……酷い展開だが、「いのだから」の一言で許される展開でもある。頑張れ、いの。尿意に負けずに歌って踊りきるのだ。

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