工大生のメモ帳

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とらドラ4! 感想

【前:第三巻】【第一巻】【次:第五巻】

※ネタバレをしないように書いています。

※これまでのネタバレを含みます。

ラブコメの名作。

情報

作者:竹宮ゆゆこ

イラスト:ヤス

ざっくりあらすじ

未だ思い人との距離を詰めることができていない竜児と大河は、夏休みに距離を詰められるように作戦を立てる。しかし、思うように距離を詰められずに、時間は過ぎ去っていく。

感想などなど

夏休み。高校生の青春が詰まった長期休み、この期間に何をするかで、青春の成功と失敗がかかっていると言っても過言ではないでしょう。

……ということで竜児と大河も自身の望み――思い人との学園生活を送るべく、行動を開始することとなります。しかし、二人の思い人を追いかけるのは大変ということで、バトミントン対決にて雌雄を決した後、竜児が櫛枝との距離を近づけるために大河が協力するということに――これがとらドラ4!の冒頭。

バトミントンを公園で仲良くする光景はバカップルかな? と疑いたくなるが、そんなことを言うと大河に殺されるので、文章でまとめるに留めておこう。とにかく、大河が竜児の恋路を応援すべく協力する! ということが本筋となる。

不器用の権化こと逢坂大河が立てた作戦を作戦は、題して『みのりんをこわがらせて騎士登場作戦』!

作戦内容は、死ぬほど櫛枝を怖がらせた後、颯爽と竜児が現れ助けるというもの。吊り橋効果を狙ったのでしょう。

こうして舞台は亜美の別荘へと移り、『みのりんをこわがらせて騎士登場作戦』を遂行すべく行動を開始するのであった……。

 

と、そんな一見完璧すぎる(?)作戦も上手くいくはずがありません。大河が恐ろしいほど不器用で、キレやすくて、隠し事が下手で、北村君にはデレデレで、ここぞっ! という時にはやらかす女であることを、読者諸君は分かっているだろうか。

今回に限って、やるときはやる女になれるはずもない。元より作戦が残念だということを置いておいたとしても、彼らのやり口は下の下だった。どのようなミスを犯し、どのような残念な作戦が遂行されたかは、本作を読んで確認して貰いたい。

しかし、竜児と大河は頑張った。それだけは断言できる。事実、竜児と櫛枝の距離は近づいた。これまで櫛枝という人物像が掴みにくかったのだが、本作にてようやく彼女の考え方や理念がはっきりと分かった。竜児が惚れるという意味も分かった。ただ外見だけを見て好きだと言っているのだと思っていた自分の考えも変えることとなった(だからといって好きになるかと言えば話は別だが)。

 

人によって異性を好きな理由は様々だ。外見に惚れることもあるだろうし、行動を見て惚れることもあるだろう。付き合ってみたら好きになった……ということもあるかもしれない。

では竜児は櫛枝の何処に惚れたのか? 最初は外見だったようだ。まぁ、好感を抱く理由の九割が外見だろうし、攻められるようなことではない。しかし、それだけで好きにならない。

竜児と櫛枝、二人きりの会話シーンが存在する。これまでは友人が間に入ることの多かった二人が、別荘――星が瞬く夜空の下で話す……かなり雰囲気の良い中で。もう半ば告白みたいだと思う一連の会話、本作において一番印象に残るシーンだと思う。

櫛枝との距離感が一気に近づいた話だった。後、亜美の愛が重い。

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