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【漫画】ゆるキャン△(10) 感想

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※ネタバレをしないように書いています。

キャンプに行こう

情報

作者:あfろ

試し読み:ゆるキャン△ 10巻

ざっくりあらすじ

なでしことアヤとリンの三人でキャンプをすることになった。二輪を運転できるリンとアヤが大井川周辺を周り、なでしこはキャンプ場で一人で待つことになり……

感想などなど

キャンプという非日常と、何も変哲のない日常の間の境界線が失われつつある「ゆるキャン△」ワールド。野クルは活動でアルコールストーブなるものを作成する様子が描かれる。

アルコールストーブとは、簡単に作れる携帯コンロである。燃料効率はよろしくないらしいが、その大きさはかなり魅力的で、自作する際に軽

作り方としては、「アルミ缶をぶった切って穴を開けて嵌め込む」大垣千明談。

火を扱うということもあり、鳥羽先生がしっかり先生してくれている。「穴の開け方で炎の形が変わる」とか、「芝生の上でひっくり返してしまうと燃え広がって危ない」というように色々教えてくれる。

野クルの部員は現状三人しかいないので部ではない扱いだが、やっている活動はかなり真面目なような気がする。斉藤やリンは早々に入部して、部に昇格できるもんだと思っていたが。

実際、斉藤と野クルメンバーは絡むことが多い。この第十巻でも、千明の髪の毛を斉藤がカットするという話から派生して、斉藤宅の庭でデイキャンプが執り行われる。キャンプできるほど広い庭持っている家って憧れる。

ちなみにディキャンプとは、日帰りでするキャンプのこと。テントで泊まらないBBQなんかを想像して欲しい。野クルではそんな大層なことはできないが、持ち寄った食材を作ったアルコールストーブとスキレットで焼いて食べるというシンプルなキャンプが催された。

ただそれだけなのに旨そうなのだ、これが。そんな様子を陰から見守る恵那父も良い味出している。そしてちくわも可愛らしい。癒やされるシーンの多い一幕であった。

 

後半は何とアヤちゃんの登場である。誰やねん、という方は五巻を読み直そう。

年始にキャンプで遠出したはいいものの帰り道が凍結して帰れないというリンを、なでしこが実家に泊めた際に遭遇した、なでしこの幼馴染みである。その際に一緒にどこか出かけようという約束をしていたらしく(読み返すと確かにしていた)、二人は二輪で観光しつつ、キャンプ場ではなでしこと集合してキャンプをする……という計画を立てたようだ。

なでしこは電車でゆったりと大井川のキャンプ場へと向かい、アヤとリンは二輪で観光しつつという様子が交互に描かれていく。なでしこの食い気に圧倒されつつ、二輪で訪れた吊り橋からの景色など、まるで旅しているかのような感覚に浸れる。

おまけとして載っているサウナで過ごすリンや、へやキャン△もクスリと笑えるネタが豊富だ。楽しい漫画であった。

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