まず最初に
可愛かったですね。(ブログ主が最新刊まで読めていないのですが)おそらく完全にアニオリです。正直特に解説することもなく、ただひたすらに画像を貼り付けて楽しむだけでもいいのですが、一応解説というものを頑張って見ようと思います。
今回は画像多めになるかもしれません。
用語・人物解説
クーファ=ヴァンピール
- 女学生におもちゃ(意味深)をけしかけて眺めていた人。
- ベットをケモミミパジャマの学生四人に奪われた人。
- 変態、鬼畜、性格が悪いの三拍子が揃ってしまった。
メリダ=アンジェル
- 無能才女。胸もない。
- 検査ということでクーファには全身をまさぐられている。下着姿も当然見られた。
- アニメでカットされた水着回では、とある人物の妨害によりポロリしてしまった。原作にはイラスト有り。一応、女学院なので男性に見られるということはない……はずだがクーファがいるんだよなぁ……。
エリーゼ=アンジェル
- 一年生の中ではトップクラスに強い。しかし、気弱というべきか、後一歩なにかが足りないように感じる戦闘シーンが多い。
- 第一巻、第二巻の変遷(第五話まで)を経てエリーゼとデレデレになる。まぁ、元々幼少期からしてデレデレだが。
- Pixivで『エリーゼ=アンジェル』タグ(#エリーゼ=アンジェルの人気イラストやマンガ - pixiv)で検索してもほぼ作品がない。悲しい。もっと描いて。
サラシャ=シグザール
- 聖ドートリッシュ女学院代表、上位位階《竜騎士》の槍使い。どことなくホワホワとしているが、かなり強い。原作ではブラック=マディアを驚かされるほどの実力を見せつけていた。
- 多くの登場人物が絶壁であるためか、胸の大きさはそれなりの頻度で弄られる。
- いつの間に仲良くなったのか疑問に思う方も多いかもしれない。実際、原作の第二巻(アニメ五話までの内容)段階ではここまで仲を深めていた印象はない。彼女に関わるエピソードは第三巻で描かれている。
ミュール=ラ・モール
- 聖ドートリッシュ女学院、第二巻では怪しげな動きで黒幕面してた人。
- 上位位階《魔騎士》であり、相手のマナを削る大剣を操る。実力を隠すような素振りが多々見受けられる。
- いつの間に仲深めとんねんという突っ込みがあることだろう。原作既読済みのブログ主も困惑しているので安心して欲しい。ペース配分どうなっとんねん。
キーラ=エスパーダ
- 聖ドートリッシュ女学院代表、ルナ・リュミエール選抜戦優勝者。人気も実力も名実ともにトップとなった。
- マナの位階は《銃士》。エリーゼやサラシャのような上位位階ではなく、一般の位階で勝ち抜き優勝したことは、実際かなりすごいこと。
- 今回は活躍してくれない。残念。
???
- 怖い話をしていたら、やってきたおば……お姉さん。
- 赤髪、攻撃を容易くいなす……まぁ、相手が勝手に自爆していたような気も。
- 誰なんやろなぁ……ねぇ、ロゼ――。
注目すべきポイント
怪しげな動き
ブラック=マディアが乱入してきたことで混乱の極みを見せたルナ・リュミエール選抜戦を終えた後日の話。自室でゆっくりとしていたクーファの元にやって来るロゼッティ、外へ人目を忍び抜け出して地下へと向かうメリダ達。
とりあえずクーファ達の話は置いておくとして。
エリーゼとメリダに関しては名前を覚えて貰えているだろうが、ピンク髪と黒髪の娘に関しては覚えていない人もいることだろう。詳しくは『用語・人物解説』を要確認。第五話(【アニメ】「アサシンズプライド」第五話【感想・解説】)にも彼女達の説明は書いているので、そちらも合わせて読んで貰えると助かる。
親睦会
いわゆるパジャマパーティである。しっかりと整備されている部屋の様子を鑑みるに、突発的に行われたイベントではないだろう。今回が最後のルナ・リュミエール選抜選への参加であり、昨年も参加していたキーラやシェンファの台詞もそれを裏付けている。
どうやらメリダ達のいる聖フリーデスウィーデ女学院と、サラシャのいる聖ドートリッシュ女学院の親睦を深めるつつ、ルナ・リュミエール選抜戦をお疲れ様を兼ねたパジャマアーティであるらしい。しかも毎年行われているのだという。
選抜選が行われる場所は毎年違う(聖フリーデスウィーデ女学院か、聖ドートリッシュ女学院か)ため、互いの学院にこのような隠れてパーティできるような場所があるのだろう。
ブログ主は冴えない男なのでパジャマパーティなるお洒落なものは良く知らないが、お菓子を食べたり喋ったりするものなのだろう。メリダ、エリーゼ、サラシャ、ミュールの4人もアフタヌーンティスタンドに乗せられたお菓子に舌鼓を打ちながら、酒……いや、多分ジュース(?)を飲みながら会話を楽しみ親睦を深めていく。
例えば、恋バナだったり……女学院で男は(本来)いないため、大いに盛り上がるのだろうか。そして、
夜といったら……
夜といったら怖い話。
ということで、聖ドートリッシュ女学院では有名なのだろう怖い話をサラシャが聞かせてくれた。悲しき恋の話である。簡単にまとめていこう。
- 夜界の支配から逃れた男女がフランドールにやって来た
夜界というのは、いわゆるフランドールの外であり、ランカンスロープが支配する世界である。その多くは謎に包まれているが、外にはランカンスロープになっていない人もいるかもしれない。ちなみにクーファは夜界の出身である(【アニメ】「アサシンズプライド」第三話【感想・解説】 - 工大生のメモ帳にて説明済み)。
- フランドールの人々は二人を差別し責め立てた
夜界やそこに住むランカンスロープは謎に包まれている。クーファも昔は言われもない差別や偏見に晒された過去があるらしい。そこを拾われて、今の暗殺者の職についているほどだ。
- 男は女にきつく当たるようになった
精神が壊れてしまったのだろう。夜界といういつ死んでもおかしくない環境から抜け出して、救いを求めてやって来たフランドールでも偏見に晒されて……。
- 最終的に女を刺し殺し、心臓を抉り出した
精神のストッパーが限界に達し、とうとう女を殺してしまった。しかも殺すには飽き足らず心臓を取り出すという徹底ぶり。この心臓を抉り出すという行為、疑問に思う方はいないだろうか。ただの恐怖演出と言われたらそれまでだが、男はなぜ女の心臓を抉り出したのだろうか。
- 死んだ女は魔女となり、若い女性の心臓を抉り回っている
似たような日本での怖い話ないかなぁ……と探していたら出てくる出てくる。
『自分の失ったものを彷徨い求める』という意味では、下半身を失った亡霊テケテケ(テケテケ - Wikipedia)や、皿を割った罪を被せられ殺された皿屋敷の逸話もとい古典落語(皿屋敷 - Wikipedia)。
『男に殺された恨み・辛み』という点において、ホラー映画の金字塔である呪怨の佐伯伽椰子は、夫にカッターナイフで拷問され首を切られ殺された後、天井裏に放置される。それからというもの、家にやって来た人を屋上に引きずり込むようになった。
魔女登場
魔女登場、なんか楽し……いえ、なんでもありません。
赤髪に赤のマナを身に纏う女性……誰やろうなぁ。いや、分からんわぁ。
怖い話通りだとするならば、キーラの心臓はこの時点で抉り取られているだろうなぁ。いやぁ、何目的で現れたのか予想一つ立てられませんねぇ。もしや、これは本当に灰色の魔女なのでは?
逃げ惑う面々
逃げた先では、なんかドロドロとしている液体が垂れてきています。彼女達の服の隙間に流れ込み、女の子達がキャーキャー悲鳴を上げています。
……もしやローショ……いや、まさか灰色の魔女なるお方がそのような下劣極まりないことするはずないじゃないですか。
なんか妙に仲良くなってるし。これが吊り橋効果ですか?
ピンチ
魔女が現れたので戦うことを決意したが、相手は強敵。ダメージを与えることすらできず、(勝手に)負けていく。服の中は変な液体でグジョグジョだし、足下水だし、本調子じゃないから仕方がない。エリーゼはもう少し頑張れ。
逃げだ先にはメリダ愛しのクーファが。
ネタばらし
猫耳パジャマに何故か身を包んでいるメリダ達。一連の騒動はクーファとロゼッティが仕組んだことだと、ここで判明する。ブログ主は魔女が登場した時点で察したが、皆様はどこで分かっただろうか。まぁ、大抵の人が登場シーンで「あ」と思ったことだろう。
魔女に扮したのはロゼッティ。学生が束になって彼女に攻撃したとしても、おそらく勝てなかっただろう。メリダ達が勝てないのは、当たり前と言えば当たり前なのだ。
垂れてきたスライムのような何かはクーファが作ったジョークグッズ。クーファは戦闘だけでなく製薬技術にも長けており、第一話にてメリダに飲ませた薬はクーファが自作したものである。バッグにはそういったものを作る備品がいくつも入っているらしい。
正座で足が痺れた面々をベットに寝かせたクーファ先生。遠目で見ても、何とも可愛らしい空間ができあがりました。次の日も、そのベッドで寝るんですかねクーファ先生。
最後に
最後のシーンを見た後、猫鍋がふと頭に浮かびました。可愛い。癒やされました。ストーリーの大筋とは関係のないエピソードなのですが、一体どのようなペース配分をしてらっしゃるのでしょうか。良く分かりません。
投稿は一ヶ月ぶりとなりました。時間がどんなにかかろうとも、本作の感想・解説記事に関しては最終話まで書くつもりですので、お待ち下さい。また、今回は画像が多めになってしまいました。まぁ、画像が多い方が読みやすいかもしれませんが。
アニメを見るなら
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