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【アニメ】「ガーリー・エアフォース」第七話【感想・解説】

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2019年冬アニメリスト

 

まず最初に

グリペンと慧がファントムを煽り、模擬空戦にて決着を固めることとなった前回。

慧には勝つための作戦があるようですが、味方であろうが、嘘の情報で騙して操り、百年を超える経験値を持つ彼女に通用するのでしょうか。

どちらが勝つのか? 気になるところです。大抵の人はアニメを見てから、この記事を見ていると思うので、ネタバレも気にせず思い切り書いていきます。

ライトノベルの感想記事の方はネタバレをしないように書いていますので、良かったらそちらの方も見て欲しかったり。

用語・人物解説

鳴谷 慧

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project
  • 戦闘機を見事な操縦技術で動かし、奇襲とは言えファントムを落とした男。
  • 自分が操縦してアニマを落とすということに不安を抱く。当たり前である。忘れがちだが彼は高校生なのだ。
  • ファントムを煽った時から、今回の作戦は考えていたようだ。
グリペン

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project
  • ファントムが言うように、彼女は優秀なアニマではない。脳の処理能力的に「操縦」と「分析(敵の位置の把握など)」二つを同時にやることは無理があるようだ。
  • だからこそ、ファントムは彼女に分析に集中させ、慧が操縦するように言った。
  • 彼女が真価を発揮するのは今ではない。
イーグル

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project
  • 距離感の近さが売りと以前言ったが、今回で理解して貰えただろう。
  • 可愛い。
  • 彼女の活躍はもう少し先である。原作では色々と不遇な子であった……。
ファントム

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project
  • 今回の敗因としては「自身の情報操作を過信しすぎた」ことがあげられる。隙はいくらでもあったのだから、さっさと潰すべきだった。
  • また、「慧の存在を忘れていた」こともあげられる。所詮、グリペンのお荷物程度にしか思っていなかったのだろう。
  • 彼女が慧をパートナーにしようと思った理由は一応現時点でも説明できるが、おそらく彼女自身の口から語られるだろうから、ここでは記載しない。
バイパーゼロ

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project
  • F-2A-ANM、原型は三菱重工の戦闘攻撃機。もっというとアメリカのF-16Cファイティングファルコンがベース……とややこしすぎて、書いている自分もよく分からない。
  • 「変態」 by グリペン 「面倒くさいやつ」 by 八代通
  • この世界で、彼女の本当の姿を見た人はおそらくいない。今後に期待しておこう。

注目すべきポイント

八代通遙との会話

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

八代通遙とファントムについて相談する。……。

ファントムを煽って模擬空戦することとなった慧は、まず八代通に謝罪している。驚かれる人もいるかも知れないが、日本の存亡がかかっているのだから、謝るのは当たり前だろう。

そんな彼に対して意外な返答「他に手はないだろう」という八代通遙。

彼女を処女作として教育を施した父上だからこその言葉だろう。彼女に言葉で語りかけても意味ないことは身にしみて分かっているのかも知れない。まだアニメで描かれていないが、 ”八代基地でやらかしたこと” を考えても彼女に普通の方法が通じるとは思えない。結果として慧の作戦が正しいという判断だろう。

また、彼はここで自身の作戦も説明している。八代通は「ギャンブル」だと言ったが、果たして。

ズリペンとの会話

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

グリペンとも会話する慧。……。

グリペンが「捨てられた……」と自身の気持ちを吐露している。こうして自身の気持ちを隠すことなく言ってくれるヒロインは中々珍しい気がする。普通のラブコメだったらツンツンしている場面だろう。

それはさておき。グリペン自身もファントムとの力の差は分かっているようだ。事実、普通に戦ったらまず勝てない。例え、ファントムがズルな手を使わなかったとしても、だ。

理由としては慧という脆弱な存在を背負っているということもあるし、ファントムが持っている100年を越える経験値という差があることも挙げられる。戦闘機の性能的には上(ファントムは戦闘偵察機の改良型である)であるはずなのに、だ。

そんなことを考えて落ち込むグリペンを励ます慧……イケメンだぁ。

明華姉さん登場

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

明華に今日は帰れないことを報告する慧。そんな彼に忍びよる影。……。

明華姉さんの登場である。やはり何処からどう見ても新妻にしか見えない。仕事で帰れない夫こと慧に対して、「夜食を届ける」という明華の甲斐甲斐しさは男なら惚れる。

まぁ、慧は那覇にいるので、小松基地に来られては困るのだが……

と考えているだろう慧に抱きつくイーグル。慌てて電話を切る慧だが、これはもう離婚も秒読みである。

誰から構わず抱きつくイーグルから想像するに那覇基地の自衛隊面々は苦労していることも伺える。ザイから作られた兵器だと、那覇基地の自衛隊員は気にしていない描写が原作では所々描かれていた。

……まぁ、那覇基地にはイーグルとハイパーゼロという個性が強すぎるアニマが二人もいるのだから、ザイが素材にされたとか、気にする暇もないのだろう。こうしてみるとグリペンは無個性と言えるかも知れない。

また八代通遙に「慧がファントムを叩きのめしてくれる」とイーグルに言っていたようだ。実はイーグルは八代通に対して「ファントムがいるなら帰る!」と駄々をこねたため、彼女を落ち着けるために言ったらしい。慧は良いように使われている。

イーグルとの会話

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

イーグルとの会話。……。

流石は「精神は幼稚園児並」と慧に言わしめた女である。だが、戦場においては彼女の明るさは有り難いのかも知れない。緊張感も全く抱かず、ただ敵を倒すことを考えている仲間というのは、心強いだろう。

そんなイーグルを見て、「全員の価値観が重なる場所もあるはず」と言う慧。凄く前向きな発言である。イーグルの影響を受けたのだろうか。

人類救済を志すファントム

お父様に褒められたいイーグル

誰かの役に立ちたいグリペン

そんな三人が協力することができるような ”何か” を、慧は探そうとしている。まぁ、主な問題はファントムだが。

模擬戦の前に

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

小松基地からやって来た舟戸に細工をしてもらったらしい。そんな相談をする三人の前に現れるファントム。……。

どうやら慧の作戦の一つはシミュレータの細工であるらしい。わざわざ小松基地にいた舟戸を呼び出してまで行った慧の細工とは何なのか。とりあえず続きを見ていきたい。

そんな慧と余裕のファントムは互いに煽る、煽る。お似合いの二人だ。一方何も答えないグリペン……と思いきや、啖呵を切るグリペン。そんな彼女に対して動揺しているファントムが描かれている。

模擬戦開幕

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

模擬戦の開幕。……。

開始数秒で「遅延プログラム」――操作のレスポンスを遅らせることが目的のトラップを解除。発着陸の準備をしながら、発見から解除まで行う彼女の処理能力の高さが伺える。

また原作ではもっとダラダラとした会話が行われていた。「先ほどのグリペンの啖呵には驚かされた」「随分とグリペンの信頼を得ているのですね」と。どうやら、グリペンの啖呵は相当ファントムを驚かせたらしい。

確かに。グリペンが慧と出会う前は、戦うことができず、自信だけを失って、廃棄処分一歩手前まで行ったのだ。データだけでしか彼女を知らなかったファントムからしてみれば驚きだっただろう。

模擬空戦にて

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

ファントムからの猛攻。……。

レーダーを見ればファントムが五機。右にも下にも上にも左にもファントム。更には画面上に自身の姿を映し出す。もはや一方的な攻撃である。まず姿すら捉えられないグリペンは苦しそうにもだえる。

1回目、ファントム・イーグル・グリペンの三機でやった模擬戦の際には、一応バレないようにやっていたファントムだが、今回に関してはハックしていることを隠す理由もない。これが彼女の全力である。グリペンの言っていた「勝てない」という言葉の重みが理解できるだろう。

慧の作戦

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

慧の作戦とは。……。

決着はあっさりと着いた。それもそのはず、一瞬の隙を逃せば、今度こそ負けが確定してしまうからだ。

慧の作戦は上の画像を見て貰えば分かる通り、「情報機器の分割」である。例えグリペンの使っている機器が使えなくなろうとも、慧の機器を使って動かそうという訳だ。当然、慧の機器もファントムの手に落ちればグリペン達の負けであり、勝つためには一瞬の隙を突くしかないわけである。そんな隙を可能な限り大きくするために、ファントムの機器にも細工を施した。グリペンの啖呵も、少なからず効果はあっただろう。

今回は慧とグリペンだからこそ勝った戦いだと言える。

グリペンと慧の会話

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

グリペンと慧は作戦を前にして言葉を交わす。……。

模擬戦の後、ファントムに「慧が操縦するように」という条件を出されたようだ。ファントムは、グリペンに分析に集中させるためだと説明している。どっち付かずとなっているグリペンよりも、慧とグリペンそれぞれで分担させた方が良いという彼女の言い分は正しい。しかし、慧は覚悟を決められずにいた。

そんな慧が、ザイと倒す武器を自身が握っていることを認識し、覚悟を決めるシーンが、この「会話のシーン」である。これまでグリペンにとってのお荷物だった慧も、今後は “自身が操縦桿を握り” ザイを落とす。これを贅沢と表現することは、グリペンらしいと言える。

またハイパーゼロとも会っている(あくまで機体(ドーター)のみであるが)。彼女に関しては……その……うん。可愛いよ。

作戦開始

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

作戦開始。どうやら慧が操縦しているようだ。……。

原作では機体に乗り込む前、グリペンと慧の会話がある。「慧が操縦して何が起きても後悔はない」と発言するグリペンのお陰で、何の憂いもなく慧は操縦することができている。また「帰ったら海水浴しよう」という約束も交わして、死亡フラグも立てていた。

そんな原作での話は置いておいて、アニメの話に戻そう。グリペン一行は「第七艦隊の艦艇群が攻められている」という報告を受ける。ここで言う艦隊群はミサイル掃射攻撃をしかける作戦の肝とも言える艦隊だ。もしかするとザイに作戦がバレたのかも知れない。

そんな艦隊を守りに向かうイーグル。二機になったファントムとグリペンの前にはザイ群が……。

最後に

良いところで終わってしまいました。グリペンとファントムの二機でザイの猛攻をかいくぐり、島に近づくことはできるのでしょうか。そして、姿だけ登場したハイパーゼロは物語――いや、作戦にどう関わってくるのでしょうか。

ここでバイパーゼロに詳しい人ならば、今後の展開が予測できるらしいですが、皆さんは分かりますか? 来週が待ち遠しいです。

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