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【アニメ】「魔王様、リトライ!」第十二話【感想・解説】

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2019夏アニメ化リスト

 

まず最初に

いよいよ来てしまいました最終話。全く切り所というものが予測できぬまま視聴しましたが、「魔王様、リトライ!」らしい結末だったのではないでしょうか。売上次第ですが、二期もして欲しいですね。

それにしても、十一話の感想・解説にて「勇者サマが見たい」という自分の願いが叶って何よりです。最初は不安でしたが、何だかんだ楽しめる作品でした。では「魔王様、リトライ!」最後の感想を書いていきましょう。

用語・人物解説

九内 伯斗(=大野 晶)

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© 神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会

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© 神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会

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© 神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会
  • 一番上から。INFINITY GAMEにおける大帝国の長官。なので正確に言うとすれば、魔王ですらないとも言える。しかし、座天使がサタニスト達の願いである魔王の降臨を叶える際に呼び出されたのが九内伯斗であるため、この世界における定義では魔王なのだろう。
  • 九内伯斗の中身。INFINITY GAMEの制作者であるゲームクリエイター。多くの人に遊ばれたゲームだが、サーバ代などは全て自腹の趣味のような形でゲーム運営を行っていた。
  • 一番下。聖女ホワイト・エンジェルが考えた九内伯斗の正体。天使の輪を授けられるのは天使だけであるけれど、九内伯斗は魔王である。そんな矛盾を解消できる唯一の答えであるらしい。
ホワイト・エンジェル

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© 神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会
  • 処女で喪女と自供した。
  • 九内伯斗の「無能」という指摘に反論ができなかった。彼女もその点は認めている。彼女の統治には数多くの問題点が挙げられるが(周囲が無能、末端の情報が伝わってこない、貴族間対立の放置などなど)、国のことを守りたいという意思だけは認めたい。
  • 天使の輪を授けられたことにより、少しばかりの自身を得ることとなる。
ヲタメガ

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© 神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会
  • 白い彗星と呼ばれる勇者様。チェックのシャツに黒縁眼鏡、乱雑な髪型に太ましい体型……まさしくオタク眼鏡という名を冠するに相応しい外観である。
  • 北方諸国を周り、配給や炊き出しを行う聖人。彼自身が所属する皇国からは辞めろと言われているが、一切辞めようとはしていない。なるほど、どうやら本当に自分の身を粉にして人民に尽くしているようだ。
  • この北国での出会いから、ヲタメガが魔王様のお気に入りとなる。二期で描かれるとすれば、『迷宮探索』『ヲタメガとの出会い』『九内がいない間のラビ村』からだろう。
天使のスプーン

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© 神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会
  • 目にLEDを埋め込んだみたいになっているが、ちゃんとした魔法である。
  • 毒や危険物の有無を判別することができ、一部の聖職者が修めているスキル。
  • 毒物を気にする彼女に対し、九内は「国の上層部こそが毒物」だと痛烈な言葉を述べた。
北方諸国

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© 神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会
  • 北方諸国の中の一国であるバーロー共和国。その国で最も栄える街・ルーキーに九内伯斗達は訪れた。
  • 初心者ご用達である迷宮・監獄迷宮があるため、多くの冒険者なりたてのルーキーが集まる。
  • 北方諸国は4月から9月までが戦争期、10月から3月までが休戦期となっている。
監獄迷宮
  • ゲームで言う所のダンジョン。迷宮の中では簡単な方に分類される。
  • 入場料は大銅貨1枚、探索後に得られた物と獲物を売った金額を足して、そこから国に1割が税金として抜かれる。
  • 大昔に掘られた坑道のような道が続く。階層構造であり、下へ下へと下っていくごとに敵が強くなっていく。殺した魔物や獣の死骸は、いずれ勝手に消えるらしい。

用語・人物解説

男湯での会話 ~ホワイト様視点~

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© 神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会

ルナを助けるつもりでラビ村に乗り込んでみれば、寂れた村に人が集まり開拓を進め、ルナが幸せそうに過ごし、討伐対象であるはずの魔人と仲良くしている。そんな幸せ空間もホワイト様のフィルターを通してみれば、大切な聖貨を売りさばき金を集め、ルナを洗脳して魔に染め上げ、魔改造なるよく分からないことをしている危険な場所となるのであった。

さて、ルナに言われるがまま何故だか男湯に入ったわけだが、そこで見たのは憎き魔王であった。男湯だから男が入っているのは当然である。そこで「間違って男湯に入っちゃったかも」と思わないのは、相手が魔王だからか。彼女の中では「待ち伏せされた」ということになっている。男からしてみれば、たまったものではない思考回路だ。

ホワイト様がラビ村に来た理由はルナを連れ帰ること。魔王と戦わなくて済むならばしなかっただろう。なにせ悪魔王を作り物と切り捨てた男だ。ここは一先ず、彼の話に乗ることにして、温泉に浸かる。

そこから先も九内の裸を見て顔を赤らめたり、初めて裸を見られたことにドギマギしたり、間接キスで驚いたり(彼女が九内の使った杯に口をつけた時点で間接キスである)とてんやわんや。もはや当初の目的なぞ忘れている。

最後には(聖女視点では)余裕な表情を見せる九内に天使の輪を授かった。天使を信仰する聖女にとって、そうとうな驚きである。なにせ天使の輪は天使にしか授けることができないからだ。憎き敵を倒しに来たら、信頼できる味方の持っているアイテムを持っていたような状況だ。

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© 神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会
男湯での会話 ~九内伯斗視点~

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© 神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会

男湯の露天風呂に浸かっていたら、聖城にいるはずの聖女様がやって来た。聖女の裸体はご褒美だろうが、この状況はよろしくない。

九内伯斗の心境は欲情するどころの騒ぎではなく、非常に混乱していた。前提として彼女がここにいる理由が理解不能。このまま彼女の機嫌を損ね、天使のことを調べることができる聖城との繋がりが断たれるのは困る。裸を見たことで投獄されるのも嫌だ。ゲイボルグに匹敵する魔王様の魔王様を見せたらどうなることか、あまり考えたくない。

彼としては、わざわざラビ村までやって来た聖女の目的をそれとなく聞き出し、良い感じに帰宅して貰うべく思考を巡らす。

聖女様の距離感が妙に近かったり、スタイルが良かったり、肩まで温泉に浸からせたらエロい声出したりと、数多くのトラップが九内を惑わす。……ハニートラップかな?

しかし、そんな状況においても魔王らしく余裕を見せようとして、「目に毒だ」とか「処女でもあるまいし」とか、ものの見事に相手の気にしている点をピンポイントに突いていくのは流石である。彼からしてみれば煽るつもりなど微塵もないのだが。

しかし、聖女様の気にしていることを見事に突いてしまった魔王様は、聖女を落ち着けるために贈り物をする。それこそが、天使の輪である。彼からしてみればコスプレイヤーが遊びでつけるようなアイテムであり、聖女にとってかなり重要な意味を持つことまでは想像できなかったらしい。

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© 神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会
聖城へ帰る

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© 神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会

聖城へと帰るホワイト様と、彼女を送り届ける魔王。

ホワイト様の場合、智天使の奇跡を使ってやって来た。一方、魔王様はゲーム内スキルを用いた全移動による瞬間移動。これを天使の奇跡と同じだとホワイト様が考えてしまっても無理はない。

そこで彼女は考える。もしや彼は堕天使なのではないか? と。

天使を強く信仰するルナが彼に着いていくことも、マダムが彼に傾倒するのも頷ける。天使と同様の奇跡を操る理由はこれしか思い浮かばない。また、座天使から呼ばれたという彼の発言も、彼女の推測を決定づけるには十分だった。

古い伝承では、「天使でありながら悪魔について堕ちた天使」「悪魔でありながら天使側についた悪魔」などもいるらしい。彼が元天使であった可能性は否定できないのだ。

北方へ

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© 神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会

北方諸国にあるという迷宮探索へと向かうことにした九内。そのためにラビ村を離れることを寂しく思うトロンにルナ、アクの三人衆。実際、一度行ったところならば一瞬で行って戻ってくることが可能なので、旅というには少し違うような気もする。

彼の目的は『迷宮で魔法に対抗するアイテムを探すこと』だ。一方で、冒険者のシステムや戦争状態であるという北方諸国の状況、迷宮のシステムに関しても気になることが多数あるらしい。それに一度行ってしまえば、全魔法で何度でも一瞬で行くことが可能になるので、行ける場所を増やすという意味もある。

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© 神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会

彼が行っている間、ラビ村を治めるのは田原勇と桐野悠。二人がいれば防衛という意味でも問題はないだろう。旅に同行するのはミカンとユキカゼの二人。相変わらず、ユキカゼは変態サンのようだ。

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© 神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会
Cパート

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© 神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会

まさかのCパートにて新キャラを出して終了。ヲタメガについては「用語・人物解説」を参照。その他、北方諸国や監獄迷宮についても同様。

二期へ続け!!!

最後に

最終話だというのに解説するところが少なく困惑しております。まぁ、最終話だからこそ解説するところは少ないとも言えますか。

十一話まで見た時点で、本作は最終回というものが全く想像できませんでした。なにせ丁度良い切り所というものが全くなかったのです。原作の二巻エピソードなのですが、二巻も三巻に対する布石を散りばめたという印象が強く、区切りが良いということはありませんでした。正直、アニメ化しにくい作品です。

しかし、シリアス展開を徹底排除、難しい設定は説明をしないというコンセプトが上手く合致し、アニメとしては成功に分類されるのではないでしょうか。二期があった際には、また「解説記事書いてる奴がいたな」と思い出して覗きに来ていただければ幸いです。おそらく自分ならば再び書くことになるでしょう。

では、また何処かの機会に……

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↓自分が書いた一巻の感想はこちら

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