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ガンゲイル・オンラインⅦ フォース・スクワッド・ジャム〈上〉 感想

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※ネタバレをしないように書いています。

※これまでのネタバレを含みます。

再び集う。新メンバーも交えて

情報

作者:時雨沢恵一

イラスト:黒星紅白

監修:川原礫

ざっくりあらすじ

第四回スクワッド・ジャムの開催が決定。SHINCとの決着を付けるべく、参加を決めた小比類香蓮。フカ次郎やMさん、ピトフーイにレンという四人に加え、新たなメンバーも交えて参加することに。

そんな最中、香蓮に結婚を前提にお付き合いを申し込んでくる人も現れて・・・・・・。

感想などなど

第三回スクワッド・ジャムも終わり、ゲームのテストプレイも終了。第四回スクワッド・ジャムが始まっていきます。

今まで四人で参加してきたレン達御一行。その四人でも十分チートレベルだったのに、今回はさらに二人追加された。

まず一人目は第二回スクワッド・ジャムにて初登場。人を撃ちたくないと言っておきながら、悪魔のような笑みを浮かべピトフーイをスナイプした女、シャーリー。彼女は、ピトフーイを殺すためだけに、第三回スクワッド・ジャムに出場し、体内で爆発する弾を製造するという執念深さを持つ。

次に二人目。こちらも第二回スクワッド・ジャムにて初登場。レン達にマガジンをくれた男・・・・・・ではなく女、クラレンス。相変わらず男のフリをしています。第三回スクワッド・ジャムでは、シャーリーとの死闘の末友達(?)になっていました。

さて、そんな二人が新たなチームメンバーとして参加するわけですが、クラレンスはまだ分かるとして、シャーリーが参加する理由が分からないという方、多いのではないでしょうか。

自分が殺したくて、殺したくて仕方がない相手と同じチームに入るメリットがあるのだろうか、と。

まず第三回スクワッド・ジャムでシャーリーとクラレンスで、何をしたか思い出していただきたい。

シャーリーはチームメンバーとバラバラになって闘うという戦法を取りました。同意したとは言え、その作戦はメンバーを道具としか扱っていないものです。そんな彼女と再びメンバーを組みたいと思うでしょうか。

クラレンスは同盟を結んだ他チームを背後から撃ち殺しました。これは別にルール違反ではありません。しかし裏切り行為であることに変わりない。そんな平気で裏切りをするような人物と、果たして今後チームを組んでいきたいと思えるのでしょうか。

スクワッド・ジャムは最大六人でチームを組んで闘うバトルロワイヤル。ぼっちで挑んで闘っていけるかというと、回を重ねて強者が育ってきた今、かなり難しいはずです。

特にスナイパーであるシャーリーにとっては死活問題。まぁ、つまり参加するメリットはあるわけでありまして。

 

そんなVR世界とは違い、リアル世界でも危ない話が進行中。

小比類巻香蓮は大学にバイトもせずに通い、住んでいのはアパートではなくマンションであり、VRゲームを買う余裕があるという。実家がお金持ちであることは容易く想像ができます(まぁ、どっかに記述はあったんでしょうが)。

そんな彼女に持ち上がる縁談。大学生なのだし、そんな急ぐ事でもない気がしますが。

ここでちょっと考えて貰いたい。自分の彼女が人を殺しまくるVRゲームをやっていたらどう思うか?

個人的には、まぁ別に・・・・・・と思うのですが、今回の相手はそうではなかったようです。

彼女のアカウントを特定してくる始末(一体どうやったんだ・・・・・・)。怖い、怖すぎる。しかもピトフーイのせいで、「第四回スクワッド・ジャムで俺に負けたら、ゲームをやめて結婚する」という約束を交わしてしまう。

あぁあ、変なフラグ立てちゃって・・・・・・。次巻では小比類巻香蓮の結婚式を迎え、最終回になってしまうかもしれません。

 

前回スクワッド・ジャムでは、裏切りチームを編成するという特別ルールが作られていました。今回も特別ルールがあるらしい。それに関しては詠んで確認して貰いましょう。

主人公率いるチームに新メンバーが追加され、なんと他のチームにも新メンバーが。そしてゲームだからこそできる驚きの作戦が炸裂。

これまでの的がさらにパワーアップして、今までの集大成とも言えるバトルの数々。主人公達を倒そうと躍起になる敵が動き出す。

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