※ネタバレをしないように書いています。
※これまでのネタバレを含みます。
一方その頃。
情報
作者:時雨沢恵一
イラスト:黒星紅白
監修:川原礫
ざっくりあらすじ
第四回スクワッド・ジャムにはMMTMやSHINCなど強豪チームも欠けることなく参加している。レンたち一行が自爆特攻チーム DOOMに苦戦を強いられる中、他のチームは・・・・・・?
感想などなど
第七巻ではある意味最強の自爆特攻チームに苦戦を強いられながら何とか勝利し、安心したのもつかの間、結託チームにSHINCの名があることが判明。さて、これからどうなる? と、いいところで終了。第八巻では少し時間を遡り、スポーン地点からスタートです。
あらすじでも示した通り、今回は一方その頃他のチームは? といった内容。女子高生チームSHINCが何故結託チームに加わっていたのか。MMTMはどうしていたのか。新たに女性メンバーを加えたマシンガンラバースことZEMALは無事なのか。
などなど、七巻を読んでいただけでは分からない、物語の裏側を楽しむことができます。
しかし楽しむべきはストーリーというよりも、豊富な知識で描かれるガンアクションでしょう。
トライクなんて乗り物初めて知りましたけど、結構有名な乗り物なんですかね。飛行場にある伸びる車(この説明で分かってもらえたら嬉しい)はタラップ車というらしいですよ。
車へのトラップの仕掛け方も学んだので、敵に追われてやばい! という時はこれで困りません。高速に移動する乗り物に乗って敵を撃たなければいけない時も、ガンゲイル・オンライン一冊読んでおけば、もう安心ですね。
銃の種類も相変わらず豊富で、ガンマニアにもたまらないことでしょう。
ストーリーも勿論、一瞬一瞬が緊張の連続と展開の数々。これまで死線をくぐり抜けてきた強豪チームが、危機に晒されていきます。
当然SHINC御一行も「もうダメか・・・・・・」という所まで追い込まれます。そんな中現れる結託チーム。彼らに誘われるわけですが、結末は皆さんご存じの通り、彼らの仲間としてSHINCは加わります。
元々SHINCの目的は「レン達と戦うこと」。これまで散々戦いたいと言っておきながら、お預けを食らってきました。今度こそはという思いで参加した第四回スクワッド・ジャム。
そんな彼女たちに出された結託のメリットが「レン達と邪魔者のいない場所で戦わせる」というものでした。
SHINC達には願ってもいない好条件。結託チームともなれば、周りの邪魔者を排除し戦場を用意することは造作もないでしょう。
しかし世の中そう上手くいかないのでした。
ガンゲイル・オンラインは非常にキャラが多いと、友人に言われました。主要なチームだけで5つはあり、それぞれに六人ずつメンバーがいるとなると、5×6=30人。はぁ、確かに多い。
しかし、読んでて自分は「多い」と感じたことはありませんでした。アニメを見た人もそうなんじゃないでしょうか。
だまされたと思って、勢いで流れに乗って、ガンアクションをお楽しみください。
さてさて〈中〉ということは、次の巻で笑っても泣いても最後です。レンの結婚はどうなってしまうのでしょうか。