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【漫画】ジャンケットバンク16 感想

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※ネタバレをしないように書いています。

鏡に答えはない

情報

作者:田中一行

試し読み:ジャンケットバンク 16

ざっくりあらすじ

覚醒した村雨と天堂によって、追い込まれていく牙頭・漆原コンビ。同じくして自らの過去と向き合い、覚悟を決めた牙頭・漆原コンビに下される神の審判は如何に。

感想などなど

人間は無知故に夢を抱き 大人になったと言ってそれを忘れる

そんなモノを成長と呼ぶから 生きるだけで苦しむのだ

覚醒・村雨と神・天堂のコンビによって苦しめられている牙頭・漆原コンビ。二人は高校生の頃からの嫌われ者仲間であり、互いに想い合う親友だったことが回想シーンによって描かれる。

二人とも類い希な才能がありながら、それを悪用することが運命付けられているかのような人生を送っていた。それを互いに良くないことだと分かっていながら、そのままその道を突き進み続けてきた。

彼らにも夢があった。

その夢を忘れていたことを、彼らはこのゲームにおける神との対話によって想い出した。全ては神の手の平の上、我々読者は神の救済を読み進めていた訳だ。その救済の結末は是非とも読んで欲しい。

私が価値あると信じたモノに

お前達の同意など必要ないのだ

神の救済は絶対だった。不思議と神のことをカッコいいと思ってしまった。もしかせずとも彼は作中きっての聖人なのではないだろうか?

 

とにかく神の救済は完了し、団体戦の一回戦は宇佐美班の勝利で幕を閉じた。次は獅子神さんが伊藤班の1/2ライフのギャンブラーと戦うことになる。これまで化物達に囲まれ、村雨さんによる強化イベントを終えた獅子神さんだが、まだギャンブラーになりきれていない感じがある。

そんな彼が戦うことになる相手は――だった。

そんな二人が挑むゲームは「デッドマンズ・キャンドルライト」。とりあえずルール説明を……。

まずプレイヤーはトラベラー側とゲートキーパー側に別れ、それぞれが持つ3つの駒を配置することから始める。

トラベラー側の持つ駒は下記3つ。

  • ハートの死者
  • ハンマーの死者
  • たいまつの死者

対するゲートキーパー側の駒は下記3つ。

  • 歓迎する門番
  • 居眠りする門眼
  • 鉄壁の門番

それぞれが配置した場所によって、ハートの死者と歓迎する門番、ハンマーの死者と居眠りする門眼というような組み合わせが決定し、プレイヤーの持つハートの数やロウソクの状態が変動する。

ハートの死者を通した場合、ゲートキーパー側にハートが1個(歓迎する門番との組み合わせの場合は2個)というように、トラベラー側のハートの死者を通すような組み合わせを目指す。

しかし、ここで忘れてはいけないのがロウソクであり、ロウソクが点火されると猛毒がプレイヤーのいる室内に流れ込むような仕組みになっている。また、それぞれの最初に持ち時間として5時間20分持っているが、一本点火される度に「持ち時間が半分」にされていく。

持ち時間は駒を配置する選択時間の分だけ減少し、持ち時間が0となった時、致死量となる毒が室内に流し込まれて確定で死亡。ゲームの勝利条件は相手の死亡 or ハートを7つ入手すること。

獅子神さんはこのルールを理解し、敵を睨み付ける。これまで彼はとても成長した、そのことを読者も知っている。しかし、それでも彼は彼らしい強みがまだないように思う。

強さの根拠とでも言おうか。それを彼はこの戦いで得られるだろうか。

獅子神さんファンとしてはたまらない戦いであった。

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