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【漫画】ディーふらぐ!6 感想

【前:第五巻】【第一巻】【次:第七巻】
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※ネタバレをしないように書いています。

ハイテンションラブコメギャグ

情報

作者:春野友矢

試し読み:ディーふらぐ! 6

ざっくりあらすじ

元生徒会長の多摩先輩との勝負で勝ち、少しずつその実力を認められ始めた風間。それでもゲーム制作部(仮)の面々は相変わらずで、風間宅に乗り込んだり、ゲーム大会が開催されたりと波乱万丈、突っ込みは止まらない。

感想などなど

ツインテールよりも髪を下した方が似合っている、というセリフで多摩先輩を落としつつ、ゲームでも勝つという完璧な幕引きであった。最後のコマで髪を下している高尾が好きだ。ゲロ先輩はもう出てこないで欲しい。紙越しでも臭い。

そんな戦いを乗り越えて満身創痍の風間はしばしの休息……とはならないのが『ディーふらぐ!』である。この漫画、ゲーム制作部(仮)でのゴタゴタに巻き込まれ、それらに突っ込んでいくラブコメで、舞台となるのは学校だけと考えていたら、ここから学外の活動の方が多くなっていく。

その手始めとして、ゲーム制作部(仮)の主な活動場所となる風間宅に、ヒロインの面々が乗り込んでいく。

その数なんとヒロインズ?五人(芦花、千歳、咲良、高尾、多摩)+男衆(子王、中)の計七人。肝心要の風間はずっと風呂にこもっているので、彼女らに対する突っ込みは風間の母親が担うこととなる。

彼の突っ込みの血はこの母親から引き継がれたのだろうと分かる。

急に庭に穴を掘りだす生徒会長。之江の姉を自称するピンク髪。普通にお母さんと呼んでくる芦花と高尾。「年増にたくさんツッコミさせないで‼」という突っ込みは切実な叫びなのだろう。

そして新たな新キャラ・風間の幼馴染の百草ちゃんも……といっても顔は最新刊(202年8月現在)に至るまで出てきていないのだが……どうしてそんな扱いされるんや……?

そんな百草ちゃんの扱いよりもある意味酷いのが高尾である。まぁ、かわいい服よりゲームを選び、女子力を磨くよりもレベリングに時間を費やす女子校生に、まっとうなラブコメ展開を期待する読者が間違っているのかもしれない。

これから先、ことあるごとに集合場所として使われる風間邸。家族が増えるのも近いかもしれない。

 

ストーリーはあってないようなもので、風間宅で大暴れするゲーム制作部(仮)+なぜいるのか分からない面々との絡みを楽しんでいく。そして次々に増えていく新キャラは個性豊かすぎて自然と覚えてしまう。

例えば。

第六巻の表紙を担っているのはサイドポニーが可愛らしいクッシー先輩が新登場する。顔が怖い等いった奴は風間と一緒にしばきに行くので覚悟して欲しい。世話焼き上手なめちゃくちゃ良い先輩で、最後には「……好き」ってなっていることを約束しよう。

他にもチャックボーン事件で、「自分にだって出来る!」と意気込んで失敗し、最終的には引きこもりになった鷺沼さん(4巻に名前だけ登場)。カップ麺にお湯を注ぐことが得意なラーメン屋イオランの一人娘など、たくさんのキャラが登場する。

そんな展開に風間さんから一言「ったく最近新キャラ登場し過ぎだろ いい加減覚えんの大変なんだよな」それに対する新キャラからの突っ込みが個人的に好きだったりする。

 

新キャラが増えすぎていることと、何の脈略もなくゲームが始まったり、絡まれたりすることで話がかさましされていく『ディーふらぐ!』。しかしながら、後々になって読み返すと、伏線のような何かになっていることが多い。

この第六巻もそうだ。結局アレは誰だったんだ……? と首を傾げたまま巻を読み進めていくと登場して重要な立ち位置だったりする。名前だけで個性がなかったりしても、後々になって強烈すぎる個性が付与され、無関心から好きへと変貌を遂げることも珍しくない。

楽しい巻であった。

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