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文学フリマに出ます②

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※ネタバレをしないように書いています。

※文フリに出るために、ブログ主が書いた作品『カミサマの殺し方』をただ紹介するだけの記事。

『カミサマの殺し方』

情報

作者:クロス

文学フリマ2019に出した作品

ざっくりあらすじ

ある夜の日、コンビニに出かけた桜庭結城は青髪の女子高生・符浦栞と出会う。近いうちに世界を滅びるなどと電波を振りまく彼女の言葉を、最初は信用していなかったが、信じざるを得ない状況に追い込まれていく。彼女が言うには、桜庭結城が世界を救う救世主になると言うが……。

『カミサマの殺し方』

後書きなどなど

文フリに出ようと思い立ち、なんとなく『セカイ系』の作品を書きたいと考えました。理由は聞かれても困ります。

……というか皆さん、『セカイ系』という言葉を知っていますでしょうか。

『エヴァンゲリオン』『ブギーポップは笑わない』『イリヤの空 UFOの夏』『涼宮ハルヒの憂鬱』『最終兵器彼女』……といった作品に代表されるジャンルの一種です。タイトルを見て、多くの人に愛され、多大なる影響を与えていると分かって貰えるでしょう。

しかし、少し調べて貰えば分かるのですが、言葉はあるのに定義が酷く曖昧で、一定数「セカイ系は嫌いだ」というアンチの存在も散見されます。

自分は『セカイ系』が好きです。しかし、嫌いな箇所も多く語れます。なのでセカイ系が嫌いという方達の気持ちもかなり分かるものです。

まず『セカイ系』というジャンルに対する定義を自分なりに考えると、『主人公や周囲の精神状況が世界に影響を与える』もので、『青少年特有の心理描写に重きを置いた作品』だと考えます。

『エヴァンゲリオン』なんて特に分かりやすいでしょう。世界を守るために戦うストーリーであるはずなのに、シンジ君の心理描写マシマシです。『ブギーポップは笑わない』においても、破壊願望のあった思春期のキャラクターが世界の敵となって、都市伝説のブギーポップが現れる話となっています。

 

そんな『セカイ系』作品の多くで共通し、自分が特に「嫌いだ」と言えるのは、

『結末が釈然としない』

ということです。

『最終兵器彼女』なんて特に例としてはぴったりです。自分は好きですが、「説明して」と言われたら困ってしまいます。

良く言えば「余韻を感じさせる」「考察の余地がある」、悪く言えば「放り投げ」「雰囲気だけ」。好きだけど、嫌いだと言われる気持ちも分かるという矛盾。どうか助けて下さい。

セカイ系における定番ネタの一つとして(セカイ系に限りませんが)、ヒロインと世界のどっちを救うのか、選択に迫られることがあります。最近の作品だと『天気の子』、代表的なものは『イリヤの空』や『まどか☆マギカ』でしょうか。

そういった場合、ヒロインを選んだとしても、世界を選んだとしても、どうにも釈然とせず、言葉にできないモヤモヤがどうしても残ることとなります。そのモヤモヤを小さくし、いかに読者を納得させるか、そこが作家としての腕の見せ所だと考えます。

しかし、自分はどんなに小さいもやもやだとしても嫌でした。でも『天気の子』好き……

どうせならば世界もヒロインも救って欲しいと考える自分は間違っているでしょうか。世界も救って欲しいと考えるのは間違っているでしょうか。

だからこそ、自分の作品ではどちらも救いながら、絶望的な状況から全員を幸せにするような作品――つまり『絶望的な状況から主人公がヒロインも世界も救うセカイ系』、その上で納得のいく結末――を目指してプロットを書き進めることにしました。

 

そんなコンセプトを胸に抱き、書き終えた訳ですが、読み返して見ると青春小説のような気もします。能力者が一杯出てきて戦うこともあるので、『SPEC』や『ブギーポップ』のような能力者バトル物と言えなくもないかもしれません。また、世界の敵の正体や、主人公が救世主となる方法を考察もとい推理する必要があるため、ミステリーの可能性も無きにしも非ず。

好きなものをとにかく詰め込みました。そのせいでどっちつかずにならないように努力したつもりですが、一人で書いていると良く分からなくなってしまいました。誰かに読んで貰う重要性を実感した昨今です。

 

長々と良く分からないことを書いてしまったので、内容に言及しましょう。改めて詳しいあらすじを書かせて下さい。

普通に過ごす桜庭結城は、ある夜のコンビニで符浦栞という青髪の女子高生と出会います。そこで彼女に『世界の敵が現れて、世界を滅ぼす』『桜庭結城が救世主になる』という予知があったことを聞かされます。

……良い感じに電波で厨二ですね。当然ですが、主人公は信じようとしません。

しかし。符浦栞と同じ目的で担任教師である由香里先生が家にやって来る。両親が帰って来ない。警察に電話をかけようとしても全て由香里先生の電話に繋がる。由香里先生が自らの眼球を潰しても、すぐに再生して元に戻る。

……というように自分の知らない超能力というものがあるということを信じざるを得ない状況に追い込まれていきます。ということで協力することになる訳ですが、といっても『世界の敵』が誰なのかを予知能力者が教えてくれなかったため、世界を滅ぼすらしい『世界の敵』探すことから始まっていく。

ここまでが序盤から中盤にかけて。

読者は『世界の敵』の正体が中盤より前くらいで分かります。そうなるように書きました。

そして、主人公が『救世主』になる方法も分かります。というか本作のタイトルです。

……これ以上は作者が書いてはいけない気がするので、これぐらいにしておきます。というか、作者が自作の紹介記事を書くという時点で奇妙奇天烈なのですが。

では、文学フリマ会場でお待ちしております。

 

↓途中まで読めます。

kakuyomu.jp

最後にちらりと裏表紙を。

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裏表紙

……100円かもしれない、と書いていますが100円で売ります。

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www.kurobook.net

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