工大生のメモ帳

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無職転生 ~異世界行ったら本気出す~ 4 感想

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※ネタバレをしないように書いています。

転生したら、まともな人生を

情報

作者:理不尽な孫の手

イラスト:シロタカ

ざっくりあらすじ

道中の港町ウェンポートでは『悪魔大帝キリシカ』を助けて魔眼をもらい、密売の商品に混ぜてルイジェルドを運んだ港町ザントポートでは変態と間違えられ(?)監獄へと入れられたりと、波乱万丈な異世界やり直しファンタジーの第四巻。

感想などなど

初めに言っておくが、この第四巻は第五巻や今後への布石という印象が強い。

この第四巻を通しての目的は、ルイジェルドと共に魔大陸を抜けるというものだ。その際、大きな障害となるのがスペルト族のルイジェルドであった。海を渡るためには船に乗らなければいけないが、そのためには多額の金を支払わなければならない。しかし、その金はあまりに膨大で、ちょっとやそっとの稼ぎでは賄いきれそうにない。しかも払ったとしても乗せられない可能性の方が高いというのだから、差別の根深さは厄介である。

そこで海を渡るための手段とし、色々と暗躍して……デットエンドという名前が売れていたお陰だろうが、取引を通じてルイジェルドを密売の荷物に交じらせて海を渡ることになった。蛇の道は蛇、世間で認められていないものを運ぶには、悪い人達に頼むのが一番手っ取り早い。

そこに至るまでの過程で、『悪魔大帝キリシカ』と名乗る幼女を餌付けして、魔眼を譲り受ける。予見眼というらしいそれは、数秒先の未来を見通して戦闘において有利を得ることができる。無詠唱に、(エリスほどではないにしろ)相当な剣術に、未来予知が加わることで超強化されたルーデウス。そんな彼よりもルイジェルドの方が強いというのだから驚きである。彼曰く、過去にも予知する能力者がいたのだという。

……いや、知ってたからって対処できるのか? まぁ、できるらしいから仕方がない。

 

海を越えれば次は密売の悪い人達の悪い作戦に巻き込まれていく。どうやら世にも珍しい獣人の人たちを攫っては売りさばく輩がいるらしい。狙うは純真無垢な子供達ばかり。

それに妙な形で巻き込まれたルーデウス。獣人を助けたと思いきや、獣人のご神体である犬を犯そうとする変態と勘違いされ(本人が変態であるのは事実だから仕方ない)、連れていかれた牢獄に入れられてしまう。

牢獄での生活に慣れつつ、毎日ご飯を運んできてくれる獣人の女性に欲情しつつ、ルイジェルドの助けを待っていたのだが、ルイジェルドはルイジェルドで忙しいらしい。ルイジェルド視点も時折入ってくるのだが、「まぁ、ルーデウスは大丈夫だろう」というように考えていたらしい。

「あいつが油断するはずがない」と。いやいや、ルイジェルドさん。ルーデウスあっさりと捕まってますよ……。

 

というように波乱万丈な濃い時間を過ごしていた。そんな第四巻の終わりは、驚きと最低の再会で幕を閉じる。

想像して欲しい。久しぶりにあった親族が、頭にパンツを被っている姿を。ブログ主ならば縁を切ろうかと思う。

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