工大生のメモ帳

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ネタバレについて思うこと

初めまして。メモ帳です。『工大生のメモ帳』というライトノベルに関して、ネタバレをしないで感想を書いている者です。

最近、Googleからの流入が著しく低下したことにより、SearchConsolという『どのような検索をして本ブログに辿り付いたのか』を知ることができる(他にも色々機能はある)Googleのサービスを眺めていることが多くなったのですが、それなりの数がラノベのネタバレを求めてやって来ていることが分かりました。

個人的な意見ではありますが、ブログ主は『ネタバレ許せない人種』です。

ネタバレを避けられない

もしミステリのオチである犯人やトリックを教えられようものなら、「今後この人とは自分の読んでいない作品の話はしないようにしよう」というように警戒態勢を敷くようになります。ラブコメであろうと、ストーリー性のない日常物であったとしても、スポーツものだったりしても、オチが決まっているようなシリーズものであろうとも同様です。

それにブログ主と作品の話をするような人は、自分がネタバレを許せない人種であるということを理解してくれているため、大抵の場合は気を遣ってネタバレをしないように配慮してくれます。よほどのことがない限り、お勧めしてくれた作品は見ていくため、その時に語り尽くせなかったネタバレを含む話をしていけば問題ないというスタンスです。

しかし、ネットだとどうでしょう。ネタバレなんてどこに転がっているか分かりません。YouTubeのサムネで思い切りネタバレがあったり、Twitterでうっかり流れてきたネタバレを見てしまったり、と油断も隙もありません。

ネットは犯罪行為をしない限りは(基本)匿名であり、多種多様な人種も性別の枠も関係のない画面の向こう側と交流を持つことができるツールです。ネタバレされても楽しめるという人はいるでしょうし、中にはネタバレをばらまいて嫌がらせをしたいだけという人もいるかもしれません。

ネット世代であるブログ主にとって、玉石混合のネット環境においては様々な人がいることが当たり前で、見たくないものに対しては見ないという選択肢をとることで自衛するのが正しいネットとの付き合い方だと思います。

でもまぁ、面倒なんですよね。できることならネタバレなんて気にせずに気になるラノベとか調べたい。

はい、『工大生のメモ帳』の出番です。ネタバレをされる心配をせずに、気になるラノベを本ブログで調べてね。

ネタバレの境界線

さて、本ブログにおけるネタバレに対するスタンスは書いた。そんな本ブログを書いていて一番の懸念点がこれ『ネタバレの境界線』である。

ミステリであれば事件の犯人に触れなければ良いというように大変分かりやすい。ラブコメも誰々と誰々が最後に付き合います! というようなことを書かない限り大きな問題はないだろう。基本的に公式のあらすじを見て、そこで隠されている要素は本ブログでも隠すようにしている。

例えばとある作品では、『;途中まではロリコンであるかのように描かれていたキャラが、実際はホモだった』というネタがストーリー上のギミックとして使われていた。当然だが公式のあらすじでも言及されていない(次巻の説明からはホモとして扱われているが)。そのため記事内ではホモであるという事実を徹底して隠し、ロリコンとも受け取れるように感想を書いている。

そこまでは最悪迷えば書かなければ良い。問題は『前後編の作品』『世界観の作り込みが尋常ではない』におけるネタバレである。

その例が顕著なのは『魔法科高校の劣等生』だと個人的に思う。知っている人は知っていると思うが、本作における世界観の作り込みは尋常ではない。文章のほとんどが世界観の説明に当てられており、どこからどこまでがネタバレに当たるのか良く分からないのだ。

また一巻からして上巻となっており、一巻単体で見ると物語としての動きがなさすぎる。感想を書くにしても、紹介された登場人物の誰々が可愛かった……とだけ書くわけにはいかず頭を悩ませることになる。

他には短編のネタバレの境界線も難しい。なのでブログ主は諦めている。もはやこれは感想ではないと分かっている。何なのかすら分からない。

相変わらずグーグルに嫌われている

書きたいことは書いたが、最後についでに連絡事項を。

試しにGoogleで『工大生のメモ帳』と検索をしてみて欲しい。すると大量に商品紹介の怪しげなサイトが出てくる(2020/6/6)(クリックしないでね)。感想記事は現れない。どうやら表示される怪しげなWEBサイトに、本ブログのリンクが貼られていて、検索表示がそちらに吸われているようだった。

PCを前にして、思わず深く溜息をついた。投稿すればするほどにアクセス数が減少していく現状は、何だかんだでストレスになっていたらしい。とりあえず危険なサイトかどうかの確認をしつつ、リンクの否認作業を行っている。

リンクの否認とはサーチコンソールが提供するサービスの一つで、検索結果に悪影響を与える外部リンクを、検索結果に影響を与えないようにするというものだ。結果がでるのに数週間……というか結果が出てくるのかすら確実ではない。まぁ、気長に待とうと思う。とりあえず何が起ころうと千記事くらいは書くつもりだ。