今週のお題「怖い話」
私にはこの世に恐いものなんてない。きっと恐怖という感情を失ってしまったのだろう。そうだ、そうに違いない。
皆さんには恐いものはあるだろうか? クモ? いやいや、クモは基本的に益虫だ。怖がる必要なんてないだろ。蛇? いやいや、あんなのノロい生き物恐くともなんともないさ。え? 蟻? それは変わっていらっしゃる。むしろ可愛らしいだろう。
本当に恐いものはないのかって? そうだな……強いて言うならホラー映画や小説が恐い。
……え。恐いホラー映画や小説を紹介してやるって? 勘弁してくれ。私は本当にホラー映画や小説が恐いんだ。話だって聞きたくない!
辞めてくれ! 突如として霧に覆われ、謎の生物に襲われて次々と仲間達が死んでいくパニックホラー
「ミスト」
なんて紹介しないでくれ。
ラストの展開なんて胸糞の極みだろうが! まぁ、よくよく考えて見ると主人公の因果応報なんだけどな!
あぁぁぁぁぁぁ。「ミスト」と同じスティーブン・キング著の
「ペット・セマタリー」
を紹介するなんて! 駄目だ。駄目。
死体を埋めると、いつの間にか蘇ってしまうという噂のある墓地。その近所に住んでいる家族の話なんて聞きたくもない。というか役者がすげーんだよ。ちょっとジャパニーズホラーチックなのもポイント高いんだよ!
やめろ! ラノベにしては珍しいホラー作品の
「Missingシリーズ」
なんて紹介するんじゃねぇ!
空目恭一と文藝部の仲間達が、怪異と呼ばれるような ”現象” と立ち向かっていくホラー小説だろ! 普通に恐いんだよ。ラノベだろって舐めてかかったら、普通にキャラクターが死にまくって、四肢欠損して、廃人になっていくんだぞ。子供が読んだらトラウマになるぞ、こら!
……。
……え? 本当はホラー好きだろって? あぁ、すまない。騙す気はなかったんだ。でもな、恐い作品を好きで読みあさるなんてことはないんだ。それは信じてくれ。B級ホラーはたまにどうしようもない程にゴミ作品があったりするからな。そういった作品は恐いを通り超して嫌いの域に達するレベルだ。その見分け方が未だに良く分からん。
だったらお前は何が恐いのかって?
ここらで一つ、面白いライトノベルが恐い。