工大生のメモ帳

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いもイモ芋ポティト

今週のお題「いも」

初めまして、メモ帳です。焼き芋が美味しい季節になりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。今日は「今週のお題はドコニキエタ?」というタイトルで記事を投稿するつもりだったのに、気付かぬ内に今週のお題が追加されており、慌てて記事を考える日々を過ごしています。

ということで今週のお題は「いも」。

「いも」と聞いて一番最初に思いついた作品――というよりキャラクターは『進撃の巨人』の芋女ことサシャ・ブラウスでした。調査兵団という巨人を倒すための特別な訓練を受けた特殊部隊への入団時、皆が直立不動で敬礼している中で、ただ一人芋を食っていた女です。

強面のキース教官に「なにをしている」と問われ、「蒸かした芋です」と答えるシーンはアニメでも漫画でも妙に印象に残ってしまいました。愛すべきバカというか、殺伐とした世界観のなかで唯一癒やしでしたね。

……なんでみんな死んでいくんだ……辛い。

そして、もう一つ思いついた作品は現在絶賛アニメ化中の「くまクマ熊ベアー」です。クマセットと呼ばれる最強アイテムをゲームマスターに貰い、代わりに異世界に転移してしまったユナが無双する話で、百合展開とストレスフリーなストーリー展開が魅力です。

ストーリーとしては、基本的に強いモンスターを倒していくことが多い本作。しかし寂れた孤児院に卵を量産させたり、大量にある卵でプリンなど作って売らせたりすることで、金を儲けていくエピソードもあり、段々とそれが中心になりつつもあります。

そんな中、王国にてジャガイモという馴染み深い食品を見かけたユナ。しかしこの世界では、ジャガイモは頻繁に毒がある食べ物としてあまり食べられていなかったようです。放置しておくと芽が生えてきて毒になる、というのはあくまで現世での常識。世界が変われば通用しなくなるということなのでしょう。

ユナはそこで、ジャガイモを大量に買い取り、自宅でポテチやらの制作に勤しみます。まぁた金になりそうな匂いが漂ってきました。ちなみにブログ主はノリ塩が好きです。

 

日本での主食は米でありますが、芋が主食の国というのも珍しくありません。代表的な国としてはドイツでしょうか。確かパンとジャガイモが主食だったはず。そういった知識は、確か漫画で得たと思うのですが、どうにも記憶が怪しい。もしかすると地理か何かで学んだのかもしれません。

外国の作品の食事シーンを見ていると、米は中々出てこないというのは当たり前として、ジャガイモが加工されたらしき食事が出てきたりします。しかもそれらジャガイモを主食として食べているようなのだから驚きです。

というか先ほど語った「進撃の巨人」でもジャガイモは主食のような扱いではないでしょうか。明確に説明された記憶はありませんが、日本が舞台であればサシャが食べていたものが蒸かした芋ではなく、握り飯だったかもしれません。というか日本人としてはそっちの方が馴染み深いですし。

で、ここで一つ疑問に思いました。「くまクマ熊ベアー」の世界において主食は何なのか? と。

ユナが米を食べたいというように思い悩むシーンがあるところを見るに、主食は米ではありません。毒があるために食べられていなかったジャガイモが主食なはずもないでしょう。え? 中南米とかアフリカで主食として扱われることのあるキャッサバ? いえ、作中には名前も出てきません。

となると消去法でパンになります。

まぁ、ユナが基本的に食べるものはパンくらいなものなので、消去法で考えるまでもないのですが。つまりこの世界の住民は、比較的楽な加工で主食として食べることができるジャガイモを主食とせず、酵母菌やら発酵やら長ったらしい処理が必要なパンを主食としようと結論づけた訳です。

そんなパンが作られるまでの長きの間、一体人々は何を主食として生きていたのでしょうか?

ブログ主は考えすぎて、夜しか眠れません。