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【アニメ】「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」第三話【感想・解説】

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【2013春アニメ化リスト:作成中】

 

まず最初に

この第三話にて第一巻の内容は終了。特段省かれたエピソードもなく、きっちりアニメ化できたのではないでしょうか。キャラデザも癖があって好きです、賛否両論はあるでしょうが。

そして迎えるテニス回。こう聞くと派手なアクションシーンというものを期待する方が、この世界に一人くらいいるかもしれないが、残念ながらそんなものはない。頭が痛くなるような頭脳戦を期待するような方が、いる可能性がなきにしもあらずな訳だが、そんな展開も存在しない。

用語・人物解説

比企谷八幡

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©2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。
  •  誕生日は8月8日。夏休みなので友達に祝われたことは一度もない。代わりに呪われたことはある。
  • 特技はクイズやなぞなぞといった一人できるもの、と独り言。ゲーム実況でもしたらウケるかもしれない。
  • 趣味は読書。休日はだらだら読書して、だらだらテレビを見て、だらだら寝ている。
雪ノ下雪乃

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©2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。
  • 誕生日は1月3日。冬休みなので同級生に祝われた経験はない。
  • 特技は炊事洗濯掃除家事全般合気道。なんか詠唱でありそう。
  • 趣味は読書、八幡と一緒だ。休日は読書と映画鑑賞をして過ごす、ブログ主と一緒だ。
由比ヶ浜結衣

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©2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。
  • 誕生日は6月18日。奉仕部の他の面々と違い、祝われないということはない。
  • 特技はメールとカラオケと人に合わせること。メールが得意とは……? 文章力的な意味……いや、それはないか。
  • 趣味はカラオケと料理(という名の炭作り)。休日は友達とカラオケ、友達と買い物、友達とプリクラ、友達とまったり。
戸塚彩加

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©2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。
  • 卒業アルバムに書いた将来の夢は『看護師』。ナース服を着て欲しい。
  • 信条は『初志貫徹』。このまま看護師を目指して頑張って欲しい。
  • 将来のために努力していることは、『男らしく振る舞えるようにすること』。そう彼女……ではなく彼は男である。平塚先生には『ずっと可愛いままでいてください』と言われてしまっていた。

注目すべきポイント

ぼっち体育

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©2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。

体育の授業で発生する「はい、ペアつくってー」という悪魔のようなイベント。友達どころか知り合いすらいない八幡にとっては乗り越えるのも至難の技……かと思いきや、さすがはぼっち歴早数年のぼっちのプロ。しっかりとした策を持っている。

体育教師に「体調が悪いので、壁打ちしてます」と告げる八幡。適度に体育をサボりつつ、教師にやる気はあるというように見せかける。頭の使い方をコミュ力に振ればいいのにと思ったのは自分だけだろうか。

ちなみに教師は結構こういう学生のサボりは気付いているものであるらしい。教卓の前から見ると、眠っている学生は丸見えで、内職は動きで何となく分かるものだと、教職を取って教師になった友人が語っていた。

また、葉山隼人グループの男子達に名前を覚えて貰っていないということも判明。悲しい、でも話したことがない男子の扱いはこういうもの……いや、でも八幡は基本的に毎日学校に来ているしな……。

ぼっち飯

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©2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。

いつも孤独で駐輪場の近くで飯を食べる比企谷八幡。ブログ主も高校入学当初に、外で飯を食べていたが、風で冷えるし、ふりかけが吹っ飛んでいくし、虫がいるし、野良猫が飯を求めて近寄ってくるので辞めた。屋外弁当における場所選びの重要だという教訓話として受け取って欲しい。

八幡はこのベストプレイスを一体どれほどの時間を掛けて見つけたのだろうか。それとも、これもぼっちスキルなのだろうか。ぼっちも特殊技能がいるんやなって。

そんな一人飯に二人ほど割り込んでくる。

まず一人目は由比ヶ浜結衣。雪ノ下雪乃との勝負で敗北したため、ジュースを買いに行かされたらしい。ブログ主も由比ヶ浜結衣にポカポカ叩かれたいし、雪ノ下雪乃にパシリにされたい。

次に二人目は戸塚彩加。ぱっちりとした目に、白い肌に、整った顔立ち。つまり可愛い。しかし男である。ここでの注目ポイントは、八幡の名前を知っていて、その上「八幡」というように下の名前で呼んでいること。さらに八幡のテニスのフォームが綺麗であるということを知っているという程に彼のことを見ていたこと。

戸塚が女の子だったら勘違いして惚れてる(そして振られる)。

奉仕部への依頼

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©2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。

入部しているような顔をしていながら、入部しているつもりなだけだった由比ヶ浜結衣の『にゅうぶとどけ v(。・ω・。)v』を受け取りつつ、奉仕部への依頼として戸塚彩加ことサイちゃんがやって来る。画像だけ見ると、男一人と女二人のように見えるが、残念ながら男二人に女一人である。

戸塚彩加の依頼は簡単に言うと『部を救って欲しい』というもの。どうやら入っていたはずの部員が誰もやって来ず、一人で部活をしているらしい。もはやそれは部と呼べるのだろうか。いや、呼べない。

ということで。部員達が戻ってこれるように、自分が頑張ろうとしている訳だが、というか一人でテニスができないので、無意味なのであった。完。

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©2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。

それを救うために八幡と由比ヶ浜と雪ノ下も部活動に参加することに。八幡は蟻を眺めているだけで、雪ノ下も本を読んでいるだけに見えるが気にしてはいけない。何度も言うが、戸塚は男である。足が綺麗だが男である。

陽キャ襲来

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©2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。

陽キャだとか陰キャだとかを気にしている時点で陰キャであるという説を提唱したい。なのでブログ主も陰キャである。QED。

いつも通りテニスの練習に勤しんでいた戸塚達、そこに葉山隼人達がテニスをしにやって来た。テニス場を借りる手続きをしたのは戸塚なのだから、戸塚の意見が最重要だと考えるのは、この場でブログ主だけであるらしい。

何だかんだで、戸塚を除いた八幡チームと、葉山隼人チームから、それぞれ二人ずつ選抜しテニスのダブルスの試合を行い、勝った方が戸塚の練習に付き合うということになってしまっていた。依頼主である戸塚の意見は無視で進んでいく。まぁ、練習することが目的なのだから、相手は誰であろうと問題ではない……という葉山隼人の意見はもっともである。

葉山隼人チームからは、葉山隼人と三浦優美子が選抜。葉山隼人はサッカー部のエースということもあり、運動神経は申し分ない。体育ではテニス選択なので無経験という訳でもない。三浦優美子は元テニス部でめちゃくちゃ強い。

八幡チームからは、比企谷八幡と由比ヶ浜結衣が選抜。比企谷八幡は体育でテニス選択で、テニス部の戸塚彩加に「フォームが綺麗だね」と言われたが、実力は普通だろう。由比ヶ浜結衣の運動神経は良い意味でも悪い意味でも普通である。

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©2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。

そんなダブルス対決は圧倒的実力差により、隼人チームが順調に勝ち星を重ねていく。これは賭博ではない、ビギナーズラックというものは起こりえないのだ。 

雪ノ下登場

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©2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。

足を捻った由比ヶ浜に代わり、助っ人としてやって来た雪ノ下雪乃。こうして因縁の女王対決が開幕することになる。そして流石は雪ノ下雪乃。実力もさることながら、陰湿な攻め方をしてくる人間というものを熟知している。

比企谷八幡とは方向性が違うが、ぼっちとして一人で戦って来た彼女の特殊技能と言って良いのではないだろうか。最初は負けていた八幡チームも追い上げてくる。

しかし、その勢いはいつまでも続かないものである。盛者必衰の理がここでも発動されていく。どうやら雪ノ下雪乃は体力に自信がなかったらしい。

そうして何だか良い勝負になっていく。試合もこのように一進一退の戦いというものの方が見ていて面白いものだ。いつの間にか集まっていたギャラリーの熱も上がっていく。

そこで勝負を任されたのが、比企谷八幡であった。彼の打ち出す必殺技とは……

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©2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。

まずは風精悪戯。別に魔法ではない、ただ外でぼっち飯を続けたことにより周囲の風というものを熟知してしまった八幡が、風の影響を受けにくいように勢いを殺して打ち出したサーブである。

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©2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。

次の技は隕鉄滅殺である。といっても隕石を落とす訳ではなく、ただひたすら高く打ち上げただけのサーブである。

それらの必殺技により試合には勝ったが、勝負には負けてしまった比企谷八幡。悲しい、それなりに有能な所を見せつけたにも関わらず、誰にも注目されなかった可哀想な八幡であった。

最後に

原作の感想記事もさっさと書いてかないとな、と思いながら書き進めていくアニメ記事。二期の感想・解説記事も書くと言ってしまったが、少しばかり後悔しながらアニメの視聴を進めています。

ちなみにゲームのプレイ記事も書いているので、もし良ければ見ていただければ幸いです。

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