工大生のメモ帳

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ノーゲーム・ノーライフ1 感想

【前:な し】【第一巻:ここ】【次:第二巻

※ネタバレをしないように書いています。

※これまでのネタバレを含みます。

生まれる世界を間違えた

情報

作者 / イラスト:榎宮祐

ざっくりあらすじ

世界最強のゲーマー『  』(空白)は異世界の神によって、異世界に送られた。その世界では全ての事柄を、ゲームの勝敗で決定していて……。

感想などなど

ゲームは好きですか? 自分は好きです。

浪費していく時間の背徳感がたまりません……という冗談(?)はさておき、ゲームは大抵の場合趣味でしょう(e-スポーツのプレイヤーの場合は仕事になりますが)。負けた所で死ぬ訳ではありませんし、今後の人生が左右されるはずもありません(本来ならば)。

これが今を生きる私たちの世界です。ゲームは結局のところゲームなのです。

さて、そんな世界が生きにくいという二人の兄妹がいました。

兄の空は『十八歳。童貞。コミュ障。ゲーム廃人。』というフルコンボ。

妹の白は『十一歳。不登校。対人恐怖症。友達無し。』というフルコンボ。

ダブルでフルコンボという驚愕の事態。ここまで社会不適合者としての要素を詰め込んだキャラクターがいただろうか。

しかし、彼らには特技があった。そう、ゲームである。ゲームでは負け無し、黒星を付けられたことなど一度もない――それが『  』(空白)と呼ばれる世界最強のゲーマーの正体である。

 

とりあえず主人公について並べ立ててみた。実際のところ、六言語をしゃべれたり、チェスにおける必勝法を持っていたり、両手両足でキーボードを操れたりと色々とおかしい二人である。

その能力が社会で生かされなかったことは残念としか言いようがない。それらのスペックを上回る残念なコミュ力であるということなのだろう。

そんな彼らの能力が生かせる世界があるらしい。それこそが、今回の舞台である異世界だ。ルールは単純明快で分かりやすい。

『全てをゲームの勝敗で決定する』

例えば、盗賊に襲われるとしよう。武器を手に持ち、力任せに襲われる様が思い浮かぶはずだ。それが、この「ノーゲーム・ノーライフ」の世界では違う。

「へへ……ここを通りたけきゃ――俺らとゲームしな」と盗賊は一言目に告げる。

……つまり暴力がふるえないので、無理矢理ゲームを仕掛けて金をぶんどろうという訳である。想像すると随分アホらしい光景に思えるが、彼らにとっては至って真面目なのだ。

そんな異世界に飛ばされた『  』は、「国王を決定するための総当たりゲーム大会が開催されている国」の近くに落とされ、巻き込まれることとなる。

つまり、「ゲームに勝てば一国の主となれる」。

 

文字通り、全てがゲームの勝敗によって決定される。国王も、さらには国境までも。

戦争がないことは素晴らしいが、争いは絶えない。人の悪意は絶対に途絶えない。真理だと言わざるを得ない。

そんな世界で、最強のゲーマー兄妹『  』は、どのように生きていくのか? 今後の展開に期待せずにはいられない。楽しい作品でした。

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