工大生のメモ帳

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【漫画】ディーふらぐ!1 感想

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※ネタバレをしないように書いています。

ハイテンションラブコメギャグ

情報

作者:春野友矢

試し読み:ディーふらぐ! 1

ざっくりあらすじ

ぽっと出の不良として学内でも有名(?)だった風間堅次は、不良としての活動の一環で文化部「ゲーム制作部」に足を踏み入れた。しかし、そこには部室内で花火をしてうっかり壁を燃やしてしまった女子高生がいて……

感想などなど

この作品のあらすじを説明することはとても難しい。主人公である風間は、風間一派と呼ばれる不良グループ(?)のリーダーとして、学園での頂点を目指している……らしい。といってもちゃんと毎日学校に通っているし、不良とした周囲に名前と顔を覚えられていないし、色々と突っ込み所が多すぎる。

まぁ、それは置いておこう。

そんな不良のような行為はしていないが不良である彼も、たまには不良らしく文化部のゲームとか色々を強奪してやろうと仲間にそそのかされる形で文化部「ゲーム制作部」へと足を踏み入れた。

何度も言うが彼は不良である。つまりは素行がよろしくなかったり、非人道的な行動を取るような輩のことを指す。

そんな彼以上に悪い輩が、文化部の部室の中にはいたのである。後々彼女達は、この学校内での(名の知れた)裏ボスであったり、一年の中で頭角を現したヤベー奴であったり、生徒会長として権力の限りを尽くす暴君だったりするのだ。

 

そんな突っ込み所満載な彼女達とラブコメ展開を起こしたり、振り回されていく。言動のほぼ全てがボケという狂気じみた可愛らしい女子高生達に、激しい突っ込みをしていくハイテンションなギャグと、巻を進むにつれて属性が様々追加されていくキャラクターの魅力で構成されている。

そんなヤベー奴の一角にして、ゲーム制作部の部長である芝崎芦花。火属性を自称し、女子高生とは思えない小さな容姿を用いて、萌え攻撃をしかけてくる(可愛い)。そんな可愛らしさの裏には、人間離れした身体能力と、人にトラウマを植え付ける闇の袋攻撃が、この学校の裏ボスに君臨する所以となっているようだ。

学園の裏ボス・芝崎芦花の幼馴染みにして学校の生徒会長・烏山千歳は土属性。戦闘時にはわざわざ砂場へと赴き砂の城を作成、拳に土を付けてから戦うという独特なスタイルを構築している。それに対する「無属性だろ!」という風間の突っ込みが好きだ。

そんな裏ボスと生徒会長がいるゲーム制作部の部員・水上桜。一年生。名は体を表すというが、彼女は水属性である。戦闘時は水を入れたペットボトルを持ち、地面で溺れさせてくる。ある意味、一番えげつない。

そんな一癖も二癖もある人しかいないゲーム制作部の部室にて、いつも眠っている雷属性・大沢南。スタンガンを常に持ち歩いている危険人物だが、基本眠っているので一番安全かもしれない。 

ゲーム部以外の面々もキャラが濃すぎる。本当のゲーム制作部の部長・高尾さんは、胸がすんごいし、芦花制作の「勇者と魔王ごっこ」という意味不明なゲームを楽しそうに遊ぶモブに至るまでもが変である。この世界における普通が変なのかもしれない……と思っていたら風間が突っ込んでくれるので、やはり普通ではないのだろう。

そんな彼・彼女らは行動の一つ一つには突っ込み所しかない。風間の長文突っ込みがその度に発生する。不良のくせに律儀でキレの良い突っ込みに、読者はいつの間にか嵌まってしまうのだ。

 

実は本作アニメ化されている。ブログ主もしっかりと視聴済みである(ちなみにこの記事を書いている段階で、十五巻まで購入し既読済みである)。芦花の萌え攻撃に声が付いていたりするだけでも嬉しいし、キャラは可愛い。

だが、どうにも風間の長文突っ込みはアニメ映えしないようだ。少しばかり冗長に感じてしまった。

この作品は漫画でこそ映えると思う。何だかんだでアイラブの巻末ギャグ漫画として十巻以上続いている作品だ。面白さはこのブログでも保障しよう。妙な安定感のある作品であった。

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