工大生のメモ帳

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安達としまむら2 感想

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※ネタバレをしないように書いています。

関係が、少しだけ変わる日

情報

作者:入間人間

イラスト:のん

ざっくりあらすじ

安達としまむら、二人の関係が変わっていく日常。

「しまむら ジムへ行く」「アダチズQ」「ストレンジ☆アダチ」「安達思考中クリスマス進行中」「しまむら思考中クリスマス進行中」「ホワイト・アルバム」「満点のふともも」「真剣なおっぱい」

感想などなど

「しまむら ジムへ行く」

 ジムとは何をしに行く場所だと心得ておられるか?

この作品の登場人物達の中で、正しいジムの使い方をしているのが少数派であった。もしかするとブログ主が脳裏で思い浮かべるジムへ行く目的は間違っているのかもしれない。

しまむらはプールでぷかぷかと浮かぶことを目的にジムへと行っていた。ジムじゃなくてもいいじゃないか。さらにモブの男子は、プールで泳ぐ女子小学生を見るために来ていた。変態である。いずれ手を出さないことを願うことしかできない。しまむらの母親はちゃんと筋肉を虐めているようだ。感心である。

たまたまジムで出会った安達の母親は、ちやほやされるために来ているらしい……冗談だと言ったが、強ち嘘でもないような気がする。

そんな安達(母)は、「娘が何を考えているのか分からない」とジムにて愚痴る。この愚痴を言うことも、ジムに来ている理由の一端なのではなかろうか? とブログ主的には思うのだ。

そんな安達(母)に、しまむらは一言。「ちゃんと母親してください」 

 

「アダチズQ」

 クリスマスを特別な人と過ごしたいと思うことは何ら間違いではない。安達の場合、その相手が同性のしまむらだったに過ぎない。

ここでは安達がしまむらをクリスマスに誘おうとして、悶々とした感情を抱えたまま過ごす日常が描かれている。「同性の私が誘って変じゃないだろうか?」とか「断られたらどうしよう」とか。ただただ妄想が広がっていく過程というのは、眺めている分には面白い。

副産物として、しまむらの部屋でいちゃいちゃできたりして、満足するのはいいが目的は達成できてないぞ、安達よ。

 

「ストレンジ☆アダチ」

 安達はいつも変だ。だがここ最近はいつもに増して変であるらしい。安達視点で安達を見ても変であるならば、しまむら視点から見た安達というのも当然のことながら変なのである。

その理由を読者は知っている。しまむらをクリスマスに誘おうとして誘えずにいるのだ。そんなしまむらを心配してか、いや、早く打ち明けてもらって楽になりたいしまむらは彼女に言いたいことは言うように促す。

その促し方が彼女らしいといいますか、結局言えずに「もう少し考えてから言う」しまむらへの付き合い方が、「あぁ、安達と付き合っていけるのは彼女しかいないな」と思わずにはいられない。

 

「安達思考中クリスマス進行中」

 安達の思考回路は、しまむらが中心の添えられていた。しかし、ここ最近はクリスマスという単語が付きまとってくるようになる。クリスマスという特別な日に、特別な人と過ごすことができるという喜びと、緊張が入り乱れている感じは、次話のしまむらと対照的だった。

クリスマスといえば……と考えて出た一つの答えはプレゼントだったらしい。しかし、彼女にはしまむらの好きなものが分からなかった。好きとは言っても、彼女との付き合いはあまり長くない。これまでのエピソードを振り返ってみても、あまりそういった会話はしていなかったように思う。強いて言うなら趣味の話を一度していたか。だが、しまむらにたいそうな趣味はないらしい。

そこで頼った相手が、まさかの日野である。休日に頻繁に出かけていた二人だからこそ、知ることができず好きがある。二人の会話は安達としまむらのものとはまた違い、ぎこちなさはあるけれど、悪くない時間だった。

 

「しまむら思考中クリスマス進行中」

 安達程深刻にクリスマスと向き合っていないが、彼女も彼女なりにクリスマスを楽しむために考えているようだ。そこでプレゼントを安達に渡すことにしたらしい。そういうことを思いついたとき、たまたまそばにいた永藤と共に、ショッピングモールへと向かった。

ちなみに。その時、安達と日野も同じショッピングモールに来ている。ともにプレゼントを買うことを思い立ったのが同じ日というのは、運命的とでも表現すべきだろうか。

 

「ホワイト・アルバム」

 ホワイトアルバムと聞くとビートルズの何も描かれていない真っ白なアルバムを思い浮かべる。まぁ、その知識の出所はジョジョなのだが。まさか安達としまむらがスタンドを顕現させた? などということはなく、何事もない女子高生二人によるクリスマスデートが催される。

緊張であまり眠ることができず、迷いに迷った服装にチャイナドレスを選ぶような変な安達と、緊張なんかみじんも感じさせずマイペースなしまむらは夜の街へと消えていくのであった……完。

……というのは冗談で、夕飯は互いの家で食べることになっている。限られた時間で、最高の思い出を作って、その思い出を糧にして冬を乗り切っていくことになるのであろう。

 

「満点のふともも」

男も女もふとももが好きということを学びました。

この学びを今後の社会人生活で生かしていこうと思います。

 

「真剣なおっぱい」

男も女もおっぱいが好きということを学びました。

この学びを今後の社会人生活で生かしていこうと思います。

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