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やはり俺の青春ラブコメは間違っている。④ 感想

【前:第三巻】【第一巻】【次:第五巻

※ネタバレをしないように書いています。

※これまでのネタバレを含みます。

間違いだらけの青春模様

情報

作者:渡 航

イラスト:ぽんかん⑧

ざっくりあらすじ

夏休み。怠惰を貪る比企ヶ谷八幡は、平塚静先生のお誘いらしき何かによってキャンプへ行くことになる。そこには奉仕部だけでなく、『リア充』組である葉山や三浦がいて、強制イベント「青春っぽいキャンプ」が発動した。

感想などなど

夏休み。青春ラブコメにおいてはイベント豊富な期間であり、作家としては書き甲斐がありそうなものである。しかし、この作品においては「青春っぽいイベント」の発動条件がかなり厳しいようだ。「八幡を落とす高難易度乙女ゲの原作」という何処かの誰かが言っていた評価も決して的外れではないように思う。

もし平塚静先生がいなければ、この作品における夏休みは、朝起きて、アニメ見て、寝て……のループの繰り返しで「抜け出せないエンドレスエイトかな?」と非難囂々であっただろう。平塚静先生には感謝しなければなるまい。お陰様で、川で遊ぶ水着姿の奉仕部の面々を見ることができたのだから。

さて、そんな彼らのキャンプの様子を書かせていただこう。

 

今回のキャンプのメンバーは奉仕部+妹+天使(戸塚)+葉山、三浦、海老名メンバーという個性的な面々。葉山は第二巻にて奉仕部に依頼を持ってきた男であり、三浦と海老名は由比ヶ浜の友人。彼らは『リア充』という単語を聞いて思い浮かべる言葉を当てはめた見たいな存在であり、少し変わっている。

まず今回のキャンプがただのキャンプではなく、ボランティア活動の一環であるということからも、彼らが少し変わっているということが分かる人もいるかも知れない。

彼らは「掲示板に本の少しの間だけ貼られていたボランティア募集の用紙」を見て、葉山の一声で参加することになっている。平塚静香先生も「誰も参加しないだろうと思ったから、奉仕部にも頼んだ」と発言している。数日間拘束される自由に遊べないキャンプなんて誰も行きたがらないだろう。

まぁ、結果として楽しいキャンプになったのだから、そこはどうでも良いのかも知れない。

 

そんな個性的すぎる彼らのキャンプが、普通のキャンプになるだろうか? いや、ならない。

奉仕部は「誰かを助けること」を活動の主目的であり、今回もとある女子小学生・鶴見留美を助けることとなる。その際、比企ヶ谷・雪乃下の友達零人コンビとは方向性の違う思考の持ち主達『リア充組』が快く協力できるのか、と言えば無理であろう。

そんなチグハグな彼らが挑む事件は「いじめ問題」。あまり ”いじめ” という言葉を使いたくないので、言い換えると「クラスメイトに無視される事件」と言ったところか。暴力ではないために実証が難しく、クラスメイト全員が敵であるため味方もいない。事件として警察に訴え出るとすれば、これはどうすればいいのでしょうか……悩ましい。

そんな難題に挑むキャンプメンバー。意見はたくさん出てきます。

「話し合いの場を設けよう」

「一人一人に言い聞かせよう」

……などなど、効果がありそうで全くないことが、二十年くらいしか生きていない自分にも分かります。これら全て、友人関係において失敗をしたことがない『リア充』組の発案で、『友人零人』組には否定されます。

では、友人関係に失敗続きの男・比企ヶ谷八幡はどんな意見を出してくれるのか? 楽しみですね。

 

全くもって関係ない話ですが、みんな大好き材木座義輝の出番はありません。悲しいなぁ……どうやらゲーセンで楽しんでいるようです。

自分もこんな夏休みを……いや、どうだろ……ふぅむ……水着姿だけは見たかったかもしれません。

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