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【アニメ】「ガーリー・エアフォース」第十一話【感想・解説】

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2019年冬アニメリスト

 

まず最初に

いよいよ戦いが始まりました。万全とも言えた作戦は途中までは完璧でしたが、一つの綻びで一気に崩れ去っていく……。流石はザイと言わざるを得ない攻撃の数々は見逃せません。

テンポ良く展開されていく戦闘と、謎が多い世界の設定を少しずつ読み解いていきましょう。

用語・人物解説

鳴谷 慧

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project
  • 上海上陸作戦に死ぬつもりで参加していたが、第十話にてグリペンの言葉により、生きて帰ることを考えられるようになった男。
  • カタパルト射出を高校生で成功させた男。
  • 学校には行っていないのか? という疑問が時折聞かれる。しっかり行っているらしいので安心して欲しい。
グリペン

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project
  • 当たり前のように慧と同室になり、目の前で着替えをするアニマ。
  • この頃、体調があまり優れないようだ。しかし、八代通の検査で問題は見つかっていない。 
  • 他のアニマのように一度に多くのことができないなど処理能力の低さが、彼女の問題点としてあげられる。しかも体力の消費も大きい。
ファントム

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project
  • 慧に作戦参加を辞退して欲しいと考えていたが、最終的には彼の判断に委ねるとしている。
  • 彼女は基地内の全ての監視カメラやネットワークなどを管理し、隊員を管理・掌握していた過去がある(慧に怪我を負わせようとした夜も、監視カメラを操って基地から脱け出している)。
  • どうでも良いことだが、三巻の表紙はファントムである。お嬢様っぽくて個人的に好き。
ライノ

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project
  • 社交的で明るい性格の零歳児。
  • 生まれてすぐの頃にキャンプに行ったらしい。何だかんだ、アメリカ軍の人には良くして貰っているのだろうか。
  • ときおり覗く闇が、いよいよ……。
パラサイトファイター

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project
  • 大型戦闘機の中に小型戦闘機を搭載した、いわゆる空中空母である。寄生戦闘機とも言う。
  • 原作を見るに、一機のパラサイトファイターから十機以上のザイが飛び出している。
  • パターンを変えたEPCMを放出し、ブロウラーを操った策士。
ブロウラー

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project
  • 相手のEPCMパターンから、敵の位置や動きを判別、攻撃する。
  • 無人戦闘機なので、友人では行えない動きも行える。
  • 今回はザイの隊列を崩し、穴を作る作戦(第二集団)を担った。しかし、ザイがEPCMのパターンを変更し、逆に相手に利用されることとなる。

注目すべきポイント

ファントムとの会話

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

アニメはファントムと慧との会話から始まっていく。慧は改めて覚悟を訊ねられ、「死ぬ覚悟」ではなく「生きて帰る覚悟」を告げる。先日からの慧の変化に気づき、「グリペンと何かあったのでは?」と鎌を掛けた。

「盗聴器を仕掛けて聞いていた」という下手なカマカケだが、ファントムの場合は妙に説得力がある。実際、慧はかなり慌てている。

アニメでは描かれていないが、監視カメラを掌握し、隊員達の情報をかき集め、脅したりすることで、自分の都合の良いように操っていた過去が、ファントムにはある。慧はきちんと彼女の過去を知っているので慌てたのだ。

一方イーグルは脳天気。彼女にとっては飛ぶことだけが生きがいなので、今回の作戦がただ楽しみなのだろう。

グリペンといえば、特段語ることもなく普段通りのようだ。

カタパルト射出

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

空母からカタパルト(カタパルト - Wikipedia)を用いて戦闘機を射出する。

カタパルトとは滑走路を用いずに戦闘機を飛ばすための方法であり火薬式、油圧式、空気式、蒸気式、電磁式が存在し、今回グリペン達に使われた方式は電磁式(電磁式カタパルト - Wikipedia)であり、他の方式と比べて、機体にかかる負荷が小さいようだ。

といっても、カタパルト射出の衝撃によって機体がバラバラになることもあるようだ。また、搭乗員にも相当なGがかかる。原作では、加速による負荷に耐えながら操縦する慧の様子が描かれていた(少しズレると大事故)。アニメではあっさりと描かれていたが、それなりに凄いことをやってのけているシーンと言える。

作戦開始

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

改めて作戦を説明すると、まず第一集団(一般の戦闘機)がザイ集団に突っ込み攪乱、第二集団(ブロイラー)が攪乱された集団に穴を作り、第三集団(グリペン達)が穴を広げ制空権の確保。この作戦の肝は、一気にザイを攻撃することで倒すことで被害を最小限に抑えることだと理解しよう。

しんがりを務める第一集団が突っ込み、次々と落とされていく。これらの搭乗員は昨日のパーティを普通に楽しんでいた面々である。

そんな彼らのやることはザイの攪乱――もっと正確に言うならば、ザイの攻撃がブロイラーに集中しないようにすること。アニメでも「このままでは挟み撃ちにあう」という理由で、ブロイラーは突入しないようにしている。

ブロイラーが突入後は、分散されたザイを削りつつ、第三集団(グリペン達)が制空権を得やすいようにする。実用に際して不安のあったブロイラーだが、どうやら上手く動いてくれているようだ。

最後にグリペン達が突入。全ての敵を倒すことは不可能だが、『第一集団によって攪乱されたザイ』を、『第二集団によって削っていく』ことで、『グリペン達が動きやすいようにする』ことができていた。まぁ、ザイの猛攻が少しマシになった程度であって、厳しい戦いであることに変わりない。

命からがら猛攻から抜けたグリペン達。この後は、前と後ろからザイを叩くことができる。勝てるかもしれない、と思ったその時――

パラサイトファイター

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

前から巨大な戦闘機が二機。「何だろう」と思っている矢先、飛び出してくる大量のザイ。さらに高出力のEPCMが放たれ、混乱するグリペン一行。それぞれの意味をまとめていこう。

  • パラサイトファイター

本来は航続距離が短い爆撃機などを遠くまで運ぶために使われていた(パラサイト・ファイター - Wikipedia)。ザイが一度にどれほど遠くまで飛べるか分からないが、その欠点を補っているのかもしれない。

  • 高出力のEPCM

パラサイトファイターによって『高出力』かつ『変速的』なEPCMが放出された。その意味はすぐに判明する。

ブロイラーは相手のEPCMを、これまでの膨大なデータを用いて解析し、敵と味方の位置を判断している……今回の場合、新たなEPCMによって『敵と味方を誤認するようなパターン』を組まれてしまったようだ。

ファントムはこの可能性を予期していたようだが、流石にこの対応速度は予測していなかったらしい。

上海上陸

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

本来ならば『空母に戻って燃料を補給。制空権を確保』すべきだったが、『パラサイトファイターの登場』に『ブロイラーを操られる』という異常事態の連続。撤退しようにも戻れない状況に追い込まれる。

しかし、燃料は補給しなければいけない。グリペンと慧とライノは、上海へと向かうこととする。ザイがいる可能性もあるが、このまま作戦が上手くいけば軍隊が上海に上陸し、自分たちを助けてくれるかもしれないということも考慮した計画だった。

上陸すると、比較的綺麗な空港が残っているようだ。しかし、深い霧が広がり、グリペンの体調が更に悪くなり、使えるはずのない施設の電気が使える――という普通のようで、おかしい状況。人が大勢いて襲撃もされたはずなのに、こんなことがあり得るのだろうか。

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project
ホテル暮らし

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

ライノの闇が全開に押し出された一連の会話。目のハイライトが徐々に消えていっていることに、皆さんは気がついただろうか?

「内も外も混じり合っていく感じ」という言葉の意味深さ、「夜空を見上げた回想」の死亡フラグ感……朝起きると姿が消えていることも不気味さを際立たせる。

グリペンも、空港に降り立ってからというもの体調が芳しくないようだ。また、慧の耳に届く奇妙な音……。果たして、ここは何なのだろう。

最後に

次話がいよいよ最終回。アニメの感想・解説記事は初めてでしたが、無事最後まで完走できそうです。就活を挟み、リアルタイムに更新し続けることはできなかったことが心残りですが。

ガーリー・エアフォースは完結し、全巻読了した後にアニメを見て、記事を書いています。読み返して見ると、思いがけない伏線があったりと楽しく記事を書くことができています。また、アニメを見る際に色々と考えるようになりました。

「このシーンの意味とは?」

「何故この説明を省いたんだ?」

「この台詞は、もっとこうした方がいいのではないか?」

……と。ただ頭を空っぽにして見るのではなく、新たな楽しみ方を見つけることができた気がして、アニメを見る時間が増えてしまいました。良いことか、悪いことかは置いておいて、今後とも自分のブログに足を運んで下されば幸いです。皆さんの1PVが自分にとっての心の支えです。

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