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【アニメ】「ガーリー・エアフォース」第四話【感想・解説】

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2019年冬アニメリスト

 

まず最初に

さて、第四話。これで第一巻も終了です。このペースで進むということは、やはり第三巻までしかやらないということなのでしょう。第四巻のラストシーンを原作既読者としては見たかったのですが、その夢は叶いそうにありません。

 今回は空を飛ぶこともままならなかったグリペンが、慧と共に戦闘機に乗り込むことで戦うことができました。しかし、本来有人機にはできない動きをするために作られたドーターなので、当然慧も無事ではなく、最後は意識を失ってしまいました。

慧が生きているか、死んでいるかはさておき。ようやく慧とグリペンは、ザイと対等に戦うことができるようになった訳です。長いプロローグでした。

そんな第四話の内容の感想・解説を書いていきましょう。

用語・人物解説

鳴谷 慧

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project
  • ドーターを一度シミュレーターで練習しただけで乗りこなした男。
  • 明華の隠し切れていないダダ漏れの好意に全く気がつかない男。
  • 胸にどうしても目がいってしまう男……致し方なし。
宋 明華

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project
  • 慧に対する好意を隠す気が有るようで無い女。
  • 忘れられていそうだが、彼女の両親はどこにいるのか、生死すらもこの時点では分かっていない。
  • 慧が自分に隠し事をしているらしいことは気がついている。まぁ、まさか飛行機に乗って戦っていたり、女の子とのデートを重ねているとは思うまい。
グリペン

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project
  • 戦闘機に乗って戦うことができるようになったと言っても、生活能力が皆無であるという事実は変わらない。
  • とりあえず、今回の一件で廃棄は免れた。
  • 彼女に関しては膨大な設定が存在するので、是非とも原作を最新刊まで読んで貰いたい。
イーグル

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project
  • グリペンが想像以上に役立たずなために、那覇から小松に派遣されたアニマ。
  • 原作でも「幼い声」だと明記されている。アニメでも幼い声で安心した。
  • 彼女は「人類を守ること」を何よりも第一に考えている。グリペンは眼中にない。
八代通 遙

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project
  • 「有能であることを除けば、デブしか残らない」by慧
  • アニメを見て貰えば明らかだが、ヘビースモーカーである。
  • 彼の考え方や思惑が、アニメではかなり分かりにくくなっているように思う。解説で極力書いていけるように努力したい。

注目すべきポイント

デートに行く二人

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

マックに慧と明華はデートに行く。……。

さて、前回は唐突に慧が逃げ出したために出来なかったデートに引きずり出した明華。原作とは大きく状況が異なっている。

原作では慧が明華に対して軽いセクハラ行為(背後から近づき脇腹をつつく)をした後に、『デート』としてではなく『ただの買い物として』ではあるものの、慧の方から誘っている。その上、明華が家族の消息を気にしないようにして無理をしていることに気づき、「無理をするな」と優しい言葉まで掛けている。

アニメでは明華が面倒くさい女のようになっているが、本来はもう少し自分の好意は押さえていた(隠せてはいない)。まぁ、アニメ映えを狙ったということなのだろう。

イーグル

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

慧と明華の食事に割り込むイーグル。……。

外出許可の出たイーグルは、自分の監視を抜け出してしまったようである。一応日本を守る兵器(兵器は本来外出しないが……)であり、もし事故に巻き込まれたり、消えてしまえば大損害である。それを防ぐための護衛であるが、あまり役に立っていないようだ。

また那覇でもかなり迷惑を掛けていたようで、米軍の人達と泡盛を飲みながら街を練り歩いていたらしい。「米軍ではザイから作られたアニマは受け入れられてるんだなぁ……」と漠然と分かるシーンが省かれている。

また、イーグルがザイの一個小隊を三分で倒したと言っているが、この一個小隊とはザイ四機のことである。慧は一機になすすべなく撃墜され、グリペンも同様のことを考えると、戦力としての差は歴然であることも分かる。

グリペン廃棄決定

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

グリペンの廃棄処分が決定したことを聞き、基地へと向かう慧。……。

明華はまた置いてけぼりである。しかもイーグルという子供(兵器)を置いてだ。幼馴染みは負けヒロインであるという現実を見せつけられるシーンである。大抵のラブコメでも幼馴染みを応援する自分としては悲しい。

ここで考えないといけないのはイーグルの態度である。イーグルは特に疑問を抱くことも、かわいそうなどといった感情もなく、淡々とグリペンの廃棄処分の決定を告げた。つまりイーグルからしてみればグリペンの廃棄処分なんてどうでもいいのである。彼女からしてみれば、人類が守れさえすれば良いのだ。

おそらく大勢が困惑したシーン

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

車に乗り込み基地へと侵入。……。

おそらく視聴者の大半が困惑したであろう問題のシーン。

原作では護衛の人に申請し、きちんと正式な手順を踏もうとしたのだが断られている。当然慧は粘り、何度も頼み込むがやはり断られる。そうこうしている間にも、グリペンの処分までの時間が近づく。焦りは募り、追い込まれた慧が取った最終的な行動がアニメで描かれている。

アニメのままだと犯罪的行為も罪悪感なく行えるサイコパスになりそうだが、散々迷いに迷った挙げ句の行動であるとだけ理解して貰いたい。まぁ、褒められた行動ではないのだが。

謝罪

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

慧は謝罪する。……。

ここのシーンに関しては原作の方が断然良い。慧が必死になって基地全体を探し回っているシーンがなかったり、グリペンの「必要とされたい」という台詞はカットされ、グリペンが「お前が必要だ」という台詞を欲していた理由が分かりにくくなっている。

とりあえず大事なのは、慧としてはグリペンの廃棄処分に納得がいっていないことぐらいだろうか。

ザイの襲撃

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

ザイの襲撃。……。

さて、前線が押し上げられ、小松基地にもザイが襲撃するようになってしまった。海軍の戦力は上記写真のように、全力を出して一機倒せるだけと非常に無力だ。アニマ第一機を作る際、どれほどの自衛隊員が犠牲になったのか、想像するだけで身震いする。

そんなザイに対抗すべくイーグルが基地を飛び立つ。しかし、相手は二十機。四機相手に三分で壊滅させるイーグルといえど、これは厳しい。小松基地や街を守るためならば、役立たずなグリペンも投入することは少しだけでも勝つ確立を上げる方法としては正しいのだろう。しかし、

「グリペンを連れて逃げろ」

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

慧に対してグリペンを連れて逃げるように告げる八代通。……。

八代通としては「小松の街が例え消し炭になろうとも、グリペンの謎を解き明かした方が、今後もっと多くの人類を助ける際に役に立つ」という思惑がある。さらに慧という男子高校生が勝手に連れ出したとなれば、いくらか言い訳も考えられる。

セカイ系のお約束を自ら呈示してくれる大人……どうしても「イリヤの空」を思い浮かべてしまいますね……自分だけでしょうか?

しかし、戦う覚悟をする

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

二人で乗ることにするが、果たして。……。

二人で乗れば大丈夫なんじゃね? という誰もが一度は思ったであろう構想を、対G服で実現……しかし、それでも死んでもおかしくないGが慧の身体にはかかります。そんな慧の安否はさておき、二人はザイの飛ぶ空へと飛んでいくことになります。

するとグリペンはどうやら不調である様子。なすすべなく轟沈かと思いきや、慧の策略で一機撃墜。さらには敵の親玉らしき奴も倒すという大活躍ぶり。やっぱり空戦シーンは盛り上がりますね。

個人的には自衛隊との連携も描かれているのが良かったと思います。

謎の精神世界と意味深な言葉

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

「慧と一緒に飛ぶために生まれてきた」……言葉の意味を考える間もなく、意識が飛び、謎の世界に飛ばされる慧。……。

意味深ですねぇ。慧とグリペンの二人は特別な関係性であることは間違いないようです。このシーンに関しては今色々考えても仕方ないので、解説することも特にないですね。

Cパート

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(c)夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

高校へと入学し、日常へと戻っていく。……。

さて、戦闘機を操縦し、身体がボロボロになりながらも小松の街を守った慧は高校へと向かいます。こうして第一巻は終了ですね。

最後に

まさか第一巻でここまで話数を裂いてくれるとは思いませんでした。今時のアニメとしては珍しくカットシーンはかなり少なかったのではないでしょうか。次話の予告を見る限りファントムも登場するようですが、どのような構成でアニメ化していくのか、楽しみで仕方ありません。

これは「ガーリー・エアフォース」に限ったことではありませんが、やはり描き切れていないことが多いな、とブログを書いていて改めて思います。是非とも原作未読者の感想が見てみたいものです。

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↓自分が書いた「ガーリー・エアフォース」第一巻の感想はこちら

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