工大生のメモ帳

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七星のスバル3 感想

※ネタバレをしないように書いています。

※これまでのネタバレを含みます(一巻の感想はこちら→七星のスバル 感想 - 工大生のメモ帳

伝説がそこにいた。

情報

作者:田尾典丈

イラスト:ぶーた

ざっくりあらすじ

超位ギルド ”ディバイン” を撃退し、ますます名声を高めていく ”スバル” 一行。

今後さらなる強い敵に対抗するため、強い剣を求めて船を出したが、そこにはかつての仲間、クライヴがいて・・・・・・。

感想などなど

二巻では、伝説らしく二千人の敵を薙ぎ倒し、咲月も元の力をかなり取り戻しました。今まで陽翔と敵対していた貴法も ”スバル” に加わらずとも協力してくれることを約束してくれたということで、 ”スバル” 復活も近いかも知れません。

といっても旭姫の現状は何も進展せず、謎は謎のまま。他の仲間の情報は何も分からぬまま三巻に突入していきます。

さて今回の三巻では、旭姫に関して情報が明かされ、大きな進展を見せます。

旭姫に関して謎は二つありました。

一つは「死んだはずの彼女が何故この世界で生きているのか?」。幽霊なのか、はたまたそれ以外の何かなのか? 赤い球が見せてくれる情報を見る限り、生きているような気もしますが、生きているのなら何故、何処で、誰に生かされているのでしょう?

二つ目は「旭姫のセンス ”未来視” の正体」。度々登場してきた謎の少女 エリシア は、「彼女のセンスはどの分類にも属さない」という意味深な言葉を残していきました。彼女以外誰も扱えないという最強で特別な能力 ”未来視”。誰もが羨む能力であるそれを持っていた彼女が、ゲームで死に、現実でも死んだのは、偶然なのでしょうか?

この二つの謎に関して、重要となりそうな情報が明かされます。それについては読んで確認して貰いましょう。

 

<リユニオン>を遊ぶ上で欠かせないセンスとは、かなり謎な存在です。

人によって扱える種類が異なり、”未来視” なんて言うその人個人にしか扱えない特別なものまで存在します。一体どのように割り振られているのか、何か特別な条件がいるのか、などなど何も分からない状況です。

ゲーム内のプレイヤーもセンスについて解析を重ね、これまで使えなかったセンスを使えるようになったり、自らを強化できないかと苦闘するのですが、未だ何も分かっていないという。

大抵ゲームには効率的な攻略法があり、それを探しつつ、自らの能力を上げていくものです。レベル上げが楽しくて仕方がない、という人も中にはいることでしょう。

では<リユニオン>ではどうか。

ある程度までは強くなれるとは言え、個人が持つスキルは生まれ持ったもので決まってしまいます。ドラクエで言う職業が変えられないといったところでしょうか。しかもレベルの概念がないという要素付き。

「俺闘いたいのにセンスの分類的に無理だわ」という人もいるかも知れません。

これ、ゲームとして大分無理ないですかね。そう考えるのは自分だけなのでしょうか。いや、最初から強いスキルが使えたら楽しいでしょうけど、センスが強くなかったら詰みなんですよ? いくら頑張っても強くなれないかも知れないんですよ?

リアルじゃないんだから。ねぇ?

 

今回の舞台は海。敵は海のクリーチャー。

どうやら<リユニオン>では海に海洋生物が生息し、襲ってくる模様。しかも海流やらなにやらも存在し、天候もそれによって左右されるのだという。

現実かよ、という突っ込みはさておいて。今回のバトルは水中戦です。陸に生きる人と、海を生きるクリーチャーとの戦いは人の圧倒的不利。

しかし流石は伝説 ”スバル”。仲間が欠け、力が不完全とはいえ強さを見せつけてくれます。

見所はバトルだけではありません。二転三転する見逃せないストーリー展開もお楽しみあれ。

 ↓次巻の感想はこちら

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