工大生のメモ帳

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【七星のスバル】田尾典丈作品まとめ【感想リスト】

作者リスト

「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!!」「七星のスバル」シリーズを執筆した田尾典丈氏の作品の内、感想を書いている作品をまとめました。あくまで、自分が感想を書いた作品を並べたということを、ご理解下さい。

田尾典丈作品について

デビュー作は「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!」というギャルゲー世界のキャラクターが現実にやって来てしまい、設定が複雑に入り乱れてしまうことによる齟齬で苦しんでしまう作品となっている。同作のあとがきにて、ゲームの作成に関わったことがあるという話があるため、その経験が生かされた作品ということであろう。

アニメ化までされた「七星のスバル」も、一度ゲームオーバーになると二度と参加することができなくなるVRMMOを舞台として、ゲーム上で死んでしまったはずの幼馴染みとゲームで再開するという内容になっている。つまりはこちらもゲームを舞台とした作品ということだ。

ともにゲームの設定というものをストーリーのギミックとして上手く落とし込んである。例えば「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!」では、ゲーム上ではフラグとして管理されていくイベントというものが、現実ではフラグ管理とは関係なしに同時に襲ってくることになっている。「七星のスバル」においても、ゲーム内で使うことができるセンスという能力が、ストーリー上ではとても重要な設定となってくる。

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!

「エターナル イノセンス」というギャルゲーのヒロイン達と生活することになった都筑武紀。ゲームの設定通りに進んでいく日常……かと思いきや、現実世界との齟齬により、状況は徐々に不穏になっていく。

七星のスバル

かつて世界的人気だったVRMMO《ユニオン》で、伝説として語られたパーティがあった。小学生の幼馴染みだけで結成されたそのパーティメンバーは、それぞれのセンスでゲームの頂点を極めていたが・・・・・・。

ある死亡事故をきっかけにサービスは終了した。それを期に幼馴染み達はバラバラになってしまう。

それから六年後。高校生となった陽翔は、新生した《リユニオン》にログイン。そこで死んだはずの幼馴染み、旭姫に再開する。彼女は幽霊か、はたまた・・・・・・?