工大生のメモ帳

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【探偵はもう、死んでいる】二語十作品まとめ【感想リスト】

作者リスト

 「探偵はもう、死んでいる。」を執筆した二語十氏の作品の内、感想を書いている作品をまとめました。あくまで、自分が感想を書いた作品を並べたということを、ご理解下さい。

二語十作品について

「探偵はもう、死んでいる。」というミステリー物に見せかけたセカイ系作品でデビュー。Wikipediaなど見る限り、ラブコメ作品を好むとのこと。君塚とヒロイン達との会話は、それらラブコメの影響が垣間見える。

《調停者》や《連邦会議》、《世界の敵》やシードといったネーミングセンスや世界観に、ブギーポップ味を感じる。君塚君彦やヒロイン達の行動が、世界の危機に直結していくのもセカイ系味を感じる。

ブギーポップなどが好きな人は、とりあえず第三巻くらいまで読んでみよう。そこから段々とワールドワイドな物語になっていく。

ちなみに名前の読み方はニゴジュウ。

探偵はもう、死んでいる。

とある事件をきっかけに、名探偵シエスタの助手を三年間の長きに渡って務めた君塚君彦。しかし、シエスタは死んでしまった。それから二年間――ぬるま湯に浸かった日々を過ごしていた彼の前に、新たな名探偵が現れ、ハッピーエンドを目指す長い長い戦いが幕を開けた。