ライトノベルしかり、純文学しかり。男女の恋愛は一つのテーマとして扱われています。今回は恋愛要素に重きを置いてライトノベル作品を選定。
他に「【完結済】おすすめラノベシリーズ十選!」を書いていますが、こちらでは完結していないような作品もまとめております。
次読むライトノベルを選ぶ際の参考の一つにでもなれば、幸いです。
「とらドラ!」シリーズ
(本編十巻完結・スピンオフ三冊)
目つきの悪さからヤンキーとして勘違いされがちな女子力の塊・高須竜児と、可愛らしさと暴力を兼ね備えた美少女・逢坂大河が、それぞれの思い人と付き合うために協力し合うラブコメの名作。アニメ化もされました。
はらぐ……美少女アイドル・川島亜美や、ホラー大好き独自世界観乙女・櫛枝実乃梨に、熱血坊っちゃん刈り・丸尾くん……ではなく北村祐作など魅力的なキャラクター達の数々。それぞれの登場人物達の関係性や感情が揺れ動くストーリーは必見です。
自分が書いた一巻の感想:とらドラ! 感想 - 工大生のメモ帳
「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。」シリーズ
(既巻十三巻、短編三巻)
捻くれ者のエリートぼっち・比企ヶ谷八幡と、パンさん大好きユキペディアさん・雪乃下雪乃に、処女ビッチのコミュ力化け物・由比ヶ浜結衣の三人で、『悩みを解決する手伝いをする』奉仕部にて数々の問題に挑んでいくこととなるラブコメ。アニメは二期、十二巻まで行われました。
捻くれ者による一人称で綴られた独特な文体と、魅力的なヒロイン達との掛け合い、主人公である八幡の成長……個人的に結末が一番気になっている作品となっています。
ハーメルンでは膨大なSSが書かれ、ヒロイン論争が頻繁に行われ、ネット上でも大きな盛り上がりを見せていますね。
自分が書いた一巻の感想:やはり俺の青春ラブコメは間違っている。 感想 - 工大生のメモ帳
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 ライトノベル 1-12巻 + 6.5巻+7.5巻+10.5巻 15冊 セット
- 作者: 渡航ぽんかん8,小学館
- 発売日: 2017/09/21
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
「恋の話を、しようか」
(一巻完結)
受験を控えた四人の高校生が、後悔のない選択をするために奮闘する様が、四人それぞれの視点で綴られた物語となっています。
一巻で完結していながら、恋愛要素・スポ根要素など幅広く盛り込まれた内容の濃さに、丁寧に回収される伏線……子供から大人へと成長していく過程や不安が丁寧に描かれている作品となっています。大人になって読むと、また感想が変わってくるんでしょうね。また、後半怒濤の展開と結末は絶対に読むべきです。
自分が書いた感想はこちら:恋の話を、しようか 感想 - 工大生のメモ帳
「三角の距離は限りないゼロ」シリーズ
(既巻3巻)
一巻で綺麗に完結したと思ったら二巻が出てきた本作。個人的にかなり驚きでした。「このライトノベルがすごい 2019」にて文庫本部門、第八位を獲得ということで話題にもなりました。
水瀬秋波と水瀬春珂の二つの人格を持つ少女と、人まで自分を偽って生きてきた主人公三人による三角関係を綴った物語。どこか切ない雰囲気がただよう物語と、救いのない展開……最後は一気読み必死となること間違いありません。
一巻単体の完成度も高いので、まず一巻だけでも読んでみては? ブログ主は急いで三巻を買いに行こうと思います……金が……。
自分が書いた感想はこちら:三角の距離は限りないゼロ 感想 - 工大生のメモ帳
「Hello, Hello and Hello」
(一巻完結、番外一巻)
ヒロインとの関係性が分からぬまま進んでいく一風変わった恋愛小説。シーンが切り替わるとヒロインの記憶を失う主人公、「嘘つき」という台詞……数々の伏線が回収され真のストーリーを理解した時に押し寄せてくる感動は、小説でしか味わえないものだと思います。構成含め、完成度の高い作品でした。
まさかの『その後』を描いた短編が出版されるとは……あとがきでも、「物語は一巻で終わっている」と作者が言っていますし。未だブログ主は買えていませんが、買え次第感想を書きたいです。
自分が書いた感想はこちら:Hello, Hello and Hello 感想 - 工大生のメモ帳
あまりを多くを紹介しすぎても、「結局お勧めはどれやねん!」という突っ込みがありそうだったので五つに厳選しました。他にも紹介したい作品はあるんですけどね。