工大生のメモ帳

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【人と人ならざるもの】おすすめラノベシリーズ五選!【その恋は叶うのか】

物語で登場するのは人間だけとは限りません。人と神、人と悪魔、人と幽霊、人と機械……種族を越えた関係性が数多く描かれています。それらを読み、「現実じゃありえない」と切り捨てることができる人間はいるのでしょうか。いや、いない。

人という枠に囚われず、人と人ならざるものの間で信頼を築き上げていく作品を集めました。それだけだと作品の幅は広くなりすぎてしまうので、きっちりと恋愛描写のある作品を選びました。

 

「狼と香辛料」

(二十巻完結(短編集含む))

豊穣を司る賢狼の神であるホロと、行商人ロレンスの2人が、ホロの故郷を探し求めて旅をしていく。本作の魅力の一つに、賢狼ホロと、ロレンスの会話の掛け合いが良く挙げられる。その様は長年連れ添った夫婦のよう。

人の何十倍も長生きし、老いを知らない賢狼のホロ。一方、人として生き、いつかは死んでいくこととなるロレンス。2人の距離が縮まっていくも、どうしても未来の別れが脳裏をよぎり、あと一歩が踏み出せない。

そんな2人が迎える関係性……綺麗に終わった作品です。

自分が書いた作品の感想はこちら:狼と香辛料 感想 - 工大生のメモ帳

 

「キーリ」

(九巻完結)

霊の見える少女・キーリと、大昔の戦争で作られた〈不死人〉ハーヴェイ、ラジオに憑依した霊・兵長の3人の旅物語。悪魔として恐れられている〈不死人〉を殺そうとしてくる教会の人間や、成仏できずに漂うことしかできない幽霊、各地で助けてくれる心優しい人達……辛いこともあるけれど、どこか心温まる物語。

キーリとハーヴェイが互いに助け合い、求め合う。終盤怒濤の展開は涙なしでは読めない。これは大昔の戦争で死んでいくはずだった全てを救う物語だと想う。

自分が書いた作品の感想はこちら:キーリ 死者達は荒野に眠る 感想 - 工大生のメモ帳

 

「死神少女と最後の初恋」

(一冊完結)

突然現れた死神の少女に、七日後の死を宣告された主人公。最期を見届けるために付きまとってくる死神少女と残り僅かの人生を過ごす。

死神と人……別れが正確に決まった2人は次第に惹かれ合っていく。その恋はあまりに残酷で、どうしようもないものだった。なにせ2人の間に存在する壁はあまりに大きい。

刻一刻と死が近づいてくる中、2人は何を望むのか。漫画化もされたようです。

自分が書いた作品の感想はこちら:死神少女と最期の初恋 感想 - 工大生のメモ帳

 

「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」

(全五巻・外伝一巻)

タイトルで敬遠される方もいるかもしれないが、種族の枠組みを超えた悲恋が時折描かれる。アニメ化もされており、まずはそちらから見た方がいいかもしれない。第一部の山場とも呼ぶべきポイントはしっかりと押さえられていた。

まず世界観としては地上が滅ぼされ、空の浮島に逃れてきた人々(人といってもオークや妖精など多岐に渡る)が地上からやって来ている敵と戦っているというものだ。

さて、問題は誰が戦っているのか? ということである。

戦場に行くのは見た目の可愛らしい少女ばかりなのだった。そんな彼女達も恋をして、今日も戦場へと降りていく。いつ死んでもおかしくない戦場へ。

自分が書いた作品の感想はこちら:終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか? 感想 - 工大生のメモ帳

 

「ダブルブリッド」

(全十巻)

特異遺伝因子生物――通称 ”怪” の血を受け継ぐ少女・片倉優樹は、事件を起こすような ”怪” を取り締まる第六課に所属していた。そんな部署に、特殊部隊『EAT』から人間の青年である山崎太一朗がやって来る。

怪として――人ならざるものとして生きていくしかない片倉優樹。

人として――信念を持って、覚悟を持って生きる男・山崎太一朗。

互いに自らの想いに気がつくまでさほど時間はかからなかった。血肉飛び散る戦闘描写、ズタボロになっていく少女と見ていることしかできなかった男の物語。

自分が書いた作品の感想はこちら:ダブルブリッド 感想 - 工大生のメモ帳

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