「イコン」「エンバンメイズ」「概念ドロボウ」「ジャンケットバンク」を描いた田中一行氏の作品の内、感想を書いている作品をまとめました。あくまで、自分が感想を書いた作品を並べたということを、ご理解下さい。
田中一行作品について
月間アフタヌーンにて「イコン」を初連載。電子書籍化されておらず、紙書籍を購入するほかに読む手段がない。いずれブログ主が購入し、この記事も更新されていくことだろう。
代表作として名前が挙がることが多い漫画として、大金を賭けた特殊ルールのダーツ勝負に興じる烏丸徨の闘いを描いたギャンブル漫画「エンバンメイズ」がある。ダーツで狙ったところに当てるのは、 ”当たり前” というプレイヤーたちが、ただ点数を積み上げるだけでは勝てない特殊ルールで競っていく。ゲームによっては敗者=死ぬものもあり、緊張感のあるゲームが続いていく。六巻で綺麗に完結していることもあり、手の出しやすいシリーズとなっている。
(2022年5月21日現在)連載中の「ジャンケットバンク」は、銀行が裏で経営しているギャンブルで、数々の賭場を潰してきたギャンブラー・真経津と、彼と契約を結んだ銀行員・御手洗の二人で勝ち上がっていく銀行員×ギャンブラーの漫画となっている。敗者は死んだり売買されたりといった情け容赦ない世界観、銀行員・御手洗の手腕によって次のゲームが決まっていくという設定など、ゲーム以外の部分も奥深いギャンブル漫画となっている。
エンバンメイズ
大金を賭けた特殊ルールのダーツ勝負に興じる烏丸徨の闘いを描いたギャンブル漫画。
- エンバンメイズ1
- エンバンメイズ2
- エンバンメイズ3
- エンバンメイズ4
- エンバンメイズ5
- エンバンメイズ6
ジャンケットバンク
普通の銀行に勤める普通の新人行員・御手洗暉は、ある日特別業務部審査課という聞き覚えのない部署の上司・宇佐美銭丸に連れられ、銀行の地下にある賭場へと連れてこられた。そこでは大金の揺れ動く非合法ギャンブルが行われていた。